2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

自力更正、他力本願?

いろいろないただきものが続くこの頃である。今月の画像に食糧が多いのは、決して気のせいではないのだ。 皮肉なことだが、偉人の偉大性や名声が高まれば高まるほど経済的には厳しさが増して行くことになってゐるらしい。これが我が国の本質の或る部分を象徴…

神秘のタコ焼き

「うまい棒」の季節だ。 「うまい棒」と言へば、タコ焼き味に決まってゐる。解し難ひのは、近所のタコ焼き屋のタコ焼きより、「うまい棒」タコ焼き味の方が美味しかったことだ。近所のタコ焼きにはタコが入ってゐたが、タコの入っていない「うまい棒」の方が…

音楽療法

久しぶりに昼前まで眠る。 昨夜の葛根湯的効力で節々の痛みは随分良くなってゐたが、念の為再度1包を服用しておく。寝起きの体調では不思議なことに苦味がより強調されて感じられ、白湯を大目に飲んでおいた。テレビをつけやうかCDをかけやうか迷ったが、…

±ドライバー

十五夜。 ゆふべのキチガイカゼも去りつつあるが、前線の通過とともに空気が入れ替はって、ひやりとした肌触りのものになった。比較的雲が多く飛来するものの、日中の日射しは強く、自動車内はかなりの暖かさ。今日の長距離移動は、比較的難無く済んだものの…

野菜山菜海菜川菜?

昨日より更に暖かい日だった。夜になり前線の接近前兆で、生暖かいやうな風が吹き荒れる。前線の背後には、大陸の冷えた大気が控ゑてゐるのだ。 さておき、野菜だ野菜だ。ダイコン、ニンジン、カブ、キャベツにジネンジョ。いろいろいただいて、嬉。 (^o^) …

過ぎ去りし時代のことなど

11月も下旬だてうに、こんなに暖かくてよいのでせうか。とは言っても今天は強風の一日で、遮る物の無い畑地の真ん中では立ってゐると押し倒されさふになってしまうほど。でもその狂風にも、真冬の如き肌を切るやうな冷たさは無かった。 いにしへの人間の痕…

違和感カット

「テープカット」てう行事が有る。 何かの開通や開店、開催や開始などと言った、「開」にまつわる行事によく登場する。行事の関係者や、所謂お偉方などが並んで紅白のリボンを金のハサミでカットするてうパターンが多いのだが、いつ見ても違和感に満ちた行事…

もわもわ柿

柿の木にヲコゼ虫が付き物であることは、前に述べた。今年の柿は、カキノヘタキリムシの陰謀によって熟す前に全て落ちてしまったので、今は岐阜からの救援物資で急場を凌いでゐる状態なのだ。 確かに柿は「冷」の食べ物であるので、体を冷やす。だからといっ…

電話のこと

今や電話は便利なものだらうか? 家で仕事をする時間が長い時は、電話を消音モードに設定してゐることが常であった。その状態はすでに数年に亘るものであるが、先日消音モードが復帰しないことが判明した。早い話が壊れたのである。傳眞ことファックス機能や…

空想家

毎日空を眺めて暮らしてゐる。 雲の動きや雲の形、太陽の動きや光りの具合、夜明けの様子や暮れて行く様子、黄昏や日没や月の動き。暮れたりける後は様々な星の輝きや、不審な飛行物体の動きや光点の動向、星座の配置や天の配剤などなど、見飽きることが無い…

イカン合戦

先日の中国原子力潜水艦に因る我が邦の領海侵犯事件は、予想通り曖昧模糊とした結末を迎へた。 台湾の通報によって原潜の存在を知った日本国は、海上警備行動を発令して追尾したてうことになってゐる。事実の確認と称して、領海を出て行くまで原潜の国籍を特…

蜜柑

わ〜い、蜜柑だ蜜柑だ蜜柑だ蜜柑だミカンだミカンだミカンだミカンだみかんだ!(^o^) 静岡県三ヶ日町は浜名湖の北にある。三ヶ日と聞ひて原人を思ひ出すかミカンを思ひ出すか東名のインターを思ひ出すかは人それぞれだらうが、今は原人の季節ではなく蜜柑の…

愛しきしとしと

冷たき雨、肌寒き日。 最後に牛丼を食べたのは、今年の3月。昨年暮れから3月までは、出張工作の環境都合上「これでもか!」てうほどの勢ひで週に何度も牛丼を喰つてゐたワケで、感覚的には一生分食べ尽くしたやうな心持ちせり。狂牛病がだうであれ、異常プ…

色々

民族独自の「色彩」てうものが有ることは確かだが、日本人のそれは何だらう? 先日行はれたカンボジア王国シハモニ新国王即位式の映像を見ていて、余りの色彩の豊かさに改めて驚いた。新しひ王様の誕生は王国最高の出来事であり、可能な限り荘厳されて祝福さ…

大敬白諸法度

世の中には「正字・正仮名遣ひ族」てう民族がまんだ生存してゐて、各地で細々と、しかし頑なに文語体的文章を書いてゐたり、旧漢字旧仮名文字を使用していにしへの継承に密かに寄与してゐるワケだ。さういふ民族は物書きの中にもまま居り、やはり独自の世界…

辛口の話

「柚子こしょう」てう名前には、奇妙な響きが有る。 「こしょう」と言へば直ちに所謂「塩胡椒」の胡椒を連想するが、「柚子こしょう」に胡椒は入ってゐない。「柚子こしょう」の構成要素は、柚子・青唐がらし・塩・雑柑果汁・アルコール(0.5%以下)・着色…

音の絵

マティスの回顧展、見たいな。 今日は日曜てうに小包届いて、柿に蜜柑をはじめとしてさまざまなもの、いただく。北は出羽三山神社の鎮火護符から、南は高知の柚子こしょう、更には高千穂神社の剪紙をモティーフにした図柄の手拭いまで。諸国漫遊運転行脚の産…

新月夜話

冬の前触れ、木枯らしのかけら、きちがい風は僅か1日で去りにける。冬の兆しは身近の方々に、目に優しく香りもかぐはし。庭の片隅の石蕗の黄色い花々や、ハマグミのつぶつぶした銀色の花から漂ふ甘い香り。名残のランタナの脇では、すでに水仙の茎伸びて、…

越南式快楽

改めて昨日の鉄橋の鉄骨画像を見てゐたら、なぜかベトナムこと越南のことを思ひ出した。越南国にはこの手のクラシックな鉄橋がたくさんあったのだ。旧南北国境のベンハイ川にかかるヒエンルオン橋も、無骨な鉄橋だったし・・・ ドンダン、ランソン、ハノイ、…

今日は何の日?

世界平和、ピーナッツ、靴下、電池、ジュエリー、もやし、煙突、磁気、折り紙、ポッキー&プリッツ、チーズ・・・ これらに脈絡だの共通性はまったく感じられないが、今日11/11を記念日とするものの名前だ。世界平和記念日であらうがピーナッツの日であらう…

鳥の歌

鳥が飛ぶ。 鳥には国境も無く、束縛も無く、自由の象徴のやうである。鳥は空を飛び、木々を渡り歩き、地上を歩み、そしてまた飛び去る。いにしへびとは鳥をカミの遣ひと考へ、さまざまな願ひを鳥に託した。地上を這うヒトの願ひを、天に御座るカミに届けるの…

尊大価格

何たることか! 小澤征爾の企画による「東京のオペラの森」。音楽祭形式でさまざまなプログラムが公開されたワケだが、メインはリヒャルト・シュトラウスの歌劇「エレクトラ」。主役のエレクトラを演じるのはデボラ・ポラスキてうことは大いに評価いたすとし…

面包的蘊蓄

相変はらずの朝食だ。代わり映えがないが、飽きもしない。飽きもせず、笑ひもせず、泣きもせず、唸りもせず、気にもせず、ゑひもせず、ほぼ毎日似たやうなものだ。ジャムの空き瓶やマーガリンの空き容器を見てゐると、如何に多量のジャムやマーガリンを摂取…

偉人体質

体質の問題は根深い。病理分野はさておき、日常の行動様式や、ともすれば旅の行方や人生の行き先をも左右する重要な問題だ。 大局的には、ありとあらゆるものの境界や変はり目に立ち会う体質なのだ。昭和と平成の境目、ベルリンの壁消失の境目、中国変革の境…

ガリガリ博士

「ガリガリ君」と言へば、我輩の大好物である「スイカバー」の存在を脅かす不埒なモノとして思はれがちであるが、さふではない。そもそも、「ガリガリ君」とはソーダ味やコーラ味だけであると思ひ込んでゐる人がゐるやうだが、さふではない。だからといって…

鎮魂元素

飽きもせずゑひもせず、「第五元素」こと「フィフス・エレメント」を見ております。何度目かしらむ? でも、吹き替へは初めて。 リュック・ベッソンの奇天烈な映像はどのシーンも刺激的で、下品なまでに美しい。普段は汗臭くむさ苦しいブルース・ウィリスも…

天上天華地理地上

秋の日の 天高く 天高く高く どこまでも青く 広がる 秋の気を 肺臓に満々と満たし 天空を仰ぎ 歩みを進めれば 足下の草原に 黄色の星々 春の日を忘れ 今に咲く 夏の初めに飛ばした綿毛が 今ここに咲く 我が身も今 この秋空に飛ばし いつに日にか何処にて 人…

ほどほどにせよ!

車に乗ってゐて文句を言ふのはそもそも誠に不遜なことであると云はざるをえないが、半島から半島への陸上移動に往復5時間もの運転を余儀なくされるてうことは、由々しきことである。往路は祝日で遊園地に繰り出した人々の渋滞にはまり込み、途中30分以上…

ニコニコポン!

我が邦の偉大な首相様の答弁に因れば、「サマワ周辺が非戦闘地域の要件を満たさなくなったとは考へていない」とのこと。 イラクの陸上自衛隊宿営地内施設が、ロケット弾によって被弾したてう事件に関する質問に対する答へがこれだ。この先宿営地が如何なる攻…

十三七つ

昨夜の大雷雨は、まるで恐怖映画に出てくるやうな大スペクタクルだった。数秒と置かずに強く弱く、縦に横に走る稲妻の連続で、雷鳴も鳴りっぱなし。1時間弱も続いた大嵐で、停電1回。その気配を察知して、電脳は電源を落としてゐた。その余りの雷雨の激し…