2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

此の国のかたち

いつも通りの日々 (ポプラ文庫ピュアフル)作者: 早川司寿乃出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/11/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る

豊饒の磯辺

構造力と弛緩力

望月の湊に集ふ業平の雲間にしのぶいにしへの道

薫風のはじまり

海辺の天道虫は十三夜の月の光を浴びて蓬の茂みで眠る

今期の天道虫は何故か殆ど蓬の茂みに生息しておられまして、主に赤い油虫を食べておられる様子。 **************** ダライ・ラマ法王生誕75年 祝賀特別記念行事 チベット砂曼荼羅の世界 ダライ・ラマ法王のご長寿と世界平和を願い、特別な行…

水の惑星に於ける湿潤の恩恵について

嵐去り 水辺花咲く 田植え時

嵐の日には三番芽を喰ふべし

産地特権にて、二番芽に次いで三番芽を入手し、大いに喰ふ。 ちなみに此処は「楽しゐ料理ブログ」を目指してゐるわけでは決してないのでありますが、さういうことはさておき、 拡大すると森に見えないこともない 今回は刻み、ラップして電子レンジで5分間加…

甲斐性無しの穀潰しは葉っぱも仰山喰ふがぜよ

************************ ☆ ダライ・ラマ法王14世 来日特別記念講演 善光寺では、チベット仏教の最高指導者であり、ノーベル平和賞受賞者でもあるダライ・ラマ法王を、今年6月に招聘いたします。 ダライ・ラマ法王は、国や宗教の…

卯月上弦時節小満

蚕起きて桑を食ふの頃 彼の地より 常世浪寄し越す蓬莱島の覇拿里荘へ 古代巴蜀青銅器文物の伝来せるらむ されど此の周囲に今や桑の樹の気配無く 扶桑樹の姿もまた然り いかにしつることどもぞや 長江流域と巴蜀、楚の地域文化 (アジア地域文化学叢書)作者: …

寝汗拭き 羽根蟻の飛ぶ 雨上がり

そしてまた木苺の季節到来。 暫くは一人で食べ放題にて候。

ステキな黄昏時の過ごし方

今天は梅雨を予感させるやうな雨模様。 日中の大半はブゾーニ版のバッハを大音量でまさにヘヴィーローテーション三昧。雨の日は所謂「B」系の音楽に限るのだ。大Bachを筆頭に、Beethoven, Brahms, Beatles, e.t.c. 具体的なアルバムは先日紹介したので、今…

須臾瞬息に猶も花以て朝餉盛りて麺包大いに喰ふべし

花以て祀り 渚を歩め

三日月形の黄昏

夜に蠢くものよ

此の異様な皮膚の凹凸が、月面のやうに見えなくもない。

卯月新月朔太郎

鬼ヶ島へ!

祭りの余韻

今天弥生晦日快晴 昨天同様終日暴風

山幸彦の前屈み

「こごみ」とは山蘇鉄の若芽なり 宇宙の摂理とフラクタルに、所謂蕨手に美しく巻きたりける 灰汁抜きは殆ど必要無いが念の為火鉢の灰を少し加へて茹でる 七輪ついでに筍も茹でる(第2弾) 茹で上がりの色彩もまた豊かなる 芹といっしょにお蕎麦に乗せて、さ…

通天棚田千枚田

殷賑と曳航と建立と遭遇そしてやがてかなしき浮世船

竪穴住居に朝日差すの情景 考古館に集う偉大な幻視人たち

諏訪探訪信濃國踏査徘徊浮遊三昧

春風鋭利切電光 電光影裏斬春風 栄光電離剪春敲

晩餉は手羽元の醤油煮 avec 大蒜 et 玉葱

黄昏色の虹と虹色の黄昏

花以て巡れ

海辺の温室環境で育てられた鉢花はこのやうに高密度に積載され高速で穢土を目指すのだ 浜豌豆 浜忍冬 浜大根 今天、南風が半島最高峰の大山南斜面に衝突するやいなや忽ち白雲が生じ、大いに靡きたりけるよ。 其の様子は恰も極西氷島火山の噴煙の如し。 そし…

立夏の手業

今天はお天気頗る宜し 茶葉の色斑(いろむら)はご愛敬てうことで・・・ 水色(すいしょく)いと美しく、雑味も全く無し。素晴らしい仕上がりと、自茶自賛しておかうぞ。 三煎後の茶殻はこの通り それにしてもこの記号文字、なんとかなりませんかね。余りに…

誰が初めに茶を淹れたのか

似て非なるもの、今宵晩餉は焼きそばにて候。 こちらは黒糖に非ず。友人がソマリアから将来したお香である。 火に投じ煙を燻じて香らせるものだが、母体は乳香のやうな樹脂と思はれる。 袋から出した途端、強烈な香りが室内に蒸散するほどの高濃度。煙を衣服…

茶葉摘め茶葉揉め茶葉眠れ

七輪お釜の余熱を利用 そして茶葉よ眠れ・・・ 昨年の茶摘み・製茶が5月2日、一昨年が5月3日てうことなので、八十八夜を目安にしておけば茶葉の扱ひは先づ間違ひ無いことがよくわかる。 しかし、今年の新芽は一部先端が黄変するものもあり、収穫量も昨年の三…

茶樹蒼々

今天弥生十九日 八十八夜の別れ霜 やうやうの好天続きにて候へば、明天は茶摘みをせむとや思ひけむ。