以前から時折、「お前様は毎天いったい何をしてゐるのか」と聞かれることがあるが、そんなことはいらんことである。 今天も、以前農協のメロン出荷場で秘密工作活動をしてゐた時にいっしょだったおばさまと遭遇し、「今、何処で、何をしてゐるのか」てうこと…

地名の由来はさておき、エールの方はギネスのやうに、缶の中に炭酸ガスをコントロールするてうプラスチックボールが封入されてゐるらしく、振るとカラカラと音がする。よ〜く冷やして開けてみると、ギネスを思はせるきめ細やかな泡がいつまでもいつまでも、…

今天、長月新月、秋深し。 (―_―） KILKENNY なる名前のビール（エール）を発見し、試しに購入。 KILKENNY（キルケニー）はアイルランド東南部の州名でもあり都市名でもある。 アイルランドには "KIL" を冠する地名が多いが、「教会」てう意味ださうな。KILKE…

秋深し知らぬが桑名の仏様、今天はいつのまにか日曜日てうことなのだね。 (-_-;) 昨天の中級弛緩が余韻を引き、起きたのは9時頃だったらうか。とはいっても、床に就いたのが午前4時頃なので、特に長時間眠ってゐたワケではない。 一昨日の前線の南下以来、来…

普段何もしてゐないやうで結構あれこれ、こそこそごそごそもそもそひそひそとイロイロなコトをしてゐるので、たまには何もしなくてもよいではないか。 (-_-) 今天は朝9時頃もそもそと起き、昨天超市で仕入れた食品類をふんだんに用ひ、いつもの調子で朝食を…

今天は午後からお客様をお迎へするため、午前中にあれこれ。 資料館での工作活動は採拓活動も一段落したので、各資料の収蔵場所を再確認し、分類されてリストに上げられたコンテナの配置状況の説明を受ける。報告書の作成を前提とした整理分類なので、一般の…

数日前の蒲の穂、呆ける気配は全く無し そしてこれが今朝の蒲の穂 呆気者（うつけもの）の 庭で呆（ほう）ける 蒲の秋

朝、寝ぼけ眼で庭に出てみると、何やらふわふわしたものがあたり一面浮遊してゐる。 はてな、これは夢か現か、朦朧とした意識で空中に漂へるふわふわを手にしてよく見ると、果たして其れはケサランパサランではなく、蒲の穂の綿毛（穂綿）であった。 (―_―） …

爽やかな青空が広がり、何本もの白い飛行機雲が空を縦横に分割してゐる。我が陋屋の中庭にも、雑草としての秋草がしきりに立って、風情豊かに風に棚引ゐてゐる。 (-_-) 今回の井戸尻に於ける濃厚な人物配置や、今までに解明された文化内容の豊富さ、緻密な検…

一般に「文化」と言ふとき、其れはどのやうな意味で使はれてゐるのだらう。 人間の生活様式の全体。人類がみずからの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体。それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流…

塩沢温泉「信甲・館」での夜は更けて、島氏と「ことのはのくさむら」のあれこれを語り合ひ、眠りに就いたのは午前0時を回った頃だらうか。 露天風呂は24時間入ることが出来るてうことだったので、再度入浴をせむとも考へたが、現在の長髪を乾かすために必要…

恒例のことだが、昨夜は部屋の片付けやら資料整理で数時間しか眠られず、それでも6時前には起床して朝食もそこそこに出発。 ローカル線から豊橋まで出ると、一応小雨は上がりつつあるやうであったが、休日風情の人民で火車站はそこそこの賑はひ。さうか、豊…

台風一過。 朝からよく晴れて、空も何もかも青く瑞々しかったが、午後には忽ち雲湧き湿度も上がり、蒸し暑さ戻るの気配。 庭の曼珠沙華は次々と咲きはじめ、青い空を背景に、美しい秋のコントラストを演出してゐる。季節の正鵠を射る此の花の妖艶なる雰囲気…

台風の接近で午後から徐々に風雨が強まり、南東から吹き付ける風のせいか少し蒸し暑さも増してきた。 時折雷鳴が鳴り響いてくるが、風が強いので音が奇妙に乱れ、どちらから聞こえてくるのかわからぬほど。このやうな強風にも拘はらず、雨が小康状態になると…

以前、偉大な写真集である『エローラ石窟寺院』を上梓された不屈の写真家佐藤宗太郎氏から、現在取り組んでおられるDVDシリーズ『インド石窟寺院群エローラの世界』第17・18巻が送られてきた。 詳しくは6月12日の記事に書いたが、カイラーサナータ寺院の概説…

ブラックホール生成？ LHCに懸念 Anne Minard for National Geographic News September 9, 2008 世界最大の粒子加速器となる大型ハドロン衝突型加速器（LHC）が9月10日に運転を開始する。これについて一部から「地球をのみ込むようなブラックホールが発生す…

大学の時に古文書学なる講義を履修してゐてつくづく思ったのだが、現代人だと威張ってゐても、たかだか百年ちょっと前の文書が読めないことがしばしばあった。 講義で使用する教材は江戸時代末期の手紙だったり大福帳だったり、戦国時代の書状だったりしたの…

iPlayerのサイトで Radio3 を選ぶと、PROMS コンサートを聴くことが出来ます。 猶、動画配信は大英国島に居住セル人民が優先のやうで、我々国外人の外国人のガイジンたちは簡単なインタヴューと登録が必要だ。これは、英国式入国管理局のガイジン様に対する…

我輩も連日 iPlayer Radio Console でコンサートの様子を聴き、精神的には勝手にロイヤル・アルバートホールの円形空間に思ひを馳せてゐるのだが、音響は臨場感たっぷりだし、コンサートの裏話だの出演者のインタヴューも折り込まれてゐて、クラシックファン…

大倫敦における恒例行事、BBC PROMS 2008 が The Last Night を迎へ、ヴィブラート ou ノン・ヴィブラート論争に一石を投じ続けてきたロジャー・ノリントンの評判はどのやうに決着したのだらうか気になるところだ。 (-_-) 此の奇妙な論争に関しては、名古屋…

縄文土器の一片一片を激しく観察し細分してゐて、時々ふと、これはいったい土器の「何」を分けてゐるのだらうかしらむとあやしむることの多くあるめれ。 (―_―） さすがに「型式」と「形式」の差は今では混同することも殆ど無いものの、例へば縄文前期の北白…

早朝より、我が集落周辺の水田で藁焼きが行はれたやうで、灰色のふわふわとしたものが仰山降ってくる。 藁を焼く煙は香ばしく、柿の木の枝葉のまにまに棚引く煙を木漏れ日が優しく貫くと、足下の秋草の風情と相俟ってなんとも奥ゆかしい秋の一日の風情が醸し…

まあこれ以上物理学的法則や量子論に首を突っ込んでも、行く先は「∞」（無限）に収斂することがわかってゐるのでヤメておくが、物理学的な演算が如何に情緒の解明に役立つかてうことだけは改めて実感した次第。 (-_-;) とまれ、ジョン・シャーキーの説く「ケ…

当然のことながら、境界面の運動も相互に複雑に入り組み、ランダムノートが発生する。これは宇宙の初期の姿と相似するのだらうが、量子的なゆらぎから急激なインフレーションと膨張を経て、ダークマターのエネルギーを得た膨張加速期にあると思はれる現在で…

昨夜はず〜っと、陰陽の境界面のことを考へておりました。 海の向かうのメリケン国では、7年前の悪魔的大事件を追悼する集会が延々と続いてゐるやうで、式典を中継する報道画面では、全ての犠牲者に与へられた固有名詞が延々と読み上げられてゐた。 (―_―）黙…

今天もよく晴れて気持ち良い朝。 ほんの僅かではあるが、大気中の水蒸気量が増加したやうでもあり、海上の彼方は雲のやうな靄のやうな、水色がかった乳白色の中に沈んでゐる。 南瓜の蔓は益々「蔓延」し、今や庭のいたるところを蹂躙しておって、黄色く大き…

一方２で完結したままの世界も確実に存在するのであって、「善・悪」「明・暗」「陰・陽」など、より原始的な感覚に多い。 ２と３とくれば次は４に決まってゐるが、其の代表は「四季」であらう。しかし、感覚的な四季の存在する地域は地球上でかなり限定され…

最近此の辺りに頻繁に出没する日系人の屑鉄屋だが、今天も朝早い時間から出現。 こちらは前回バイクとホンダライフを持って行ってくれたセニョール・ピーニャたちで、その時「簡易印刷機は次回また近くに来たときにポルファボール」と頼んでおいたことを、覚…

早朝、肌寒さで目覚む。 夜明けて未だ半時余り、矢張り鳥の姿は見ゑず、朝露に濡れた龍の鬚のベッドには野良猫の糞。朝顔もまだまだ健在で、大輪の花こそ無くなって仕舞ったが、種の出来た横に小さめの花が次々と咲いて、初秋の朝を彩る。 ポーチュラカはま…

次なる現場を目指し、豊川左岸を遡る。 快晴の青空に、まだ夏の名残りの白い積雲がいくつも浮遊し、雄々しき本宮山の姿が青々黒々として美しい。此のあたりの稲はまだ、矢張り青々として凱風の吹き渡る足取りがよくわかる。 東名を潜り、新城市に入境。今水…