2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

王都の殷賑

アンコールワットにもう一度行ってみたいな、と思う。 1997年8月のカンボジアはまだ内戦中。中国から陸路隣国ベトナムに入り、ひたすら南下。ホーチミン市こと旧サイゴンに入り、ひたすらプノンペン行きルートの情報収集をしていた。 そんなうちにも局地的…

いろいろな意味

遺跡から出土するさまざまな文物。たとえばそれが矢尻であったとすれば、それは矢の先に装着して相手を射て、傷つけ倒すことが目的であろうから、その為の機能が最優先されるはずであろう。 しかし、鋭く精巧に造り出された刃部は自ずから美しい造形を呈し、…

光の粒子

そう、確かにゴッホには風景があのように見えたのだ。 光の粒子が時に細やかに、時に鮮やかに、そして時にざらざらとした砂粒のように・・・ 光が質量を持つのか持たないのか、物理学的な考察はさておき、宇宙にはそもそもこれほど膨大な光が満ちているとい…

フェルメールの光

光有るところに影が生まれ、影の中にもまた光はひそむ。 フェルメールの静謐な世界。何気ない女性の仕草と表情が、内面や時間まで感得させるほど、雄弁に語りかけてくる。 ラピスラズリの青はイスラムのモスクの装飾タイルを連想させる。イスタンブールはブ…

相も変わらず・・・

いつものことさ。 あれこれいろいろさまざまなこと、考えすぎなのだろう。 天文地理について、今は考えている。夜空の星座を、地上に再現した遺跡がきっとあるはず。エジプト、ギザの三大ピラミッドは有名になりすぎた。 オリオン座の三つ星は、確かに地上に…

プロローグ

ものごとには始まりと終わりがある。 ビッグバンが宇宙の開始点であるとすれば、それ以前には何も存在していなかったのだろうか? 始まりを持つものは終わりを迎えるのだろうけど、終わらなければ始まらない「次」というものもあるのだ。 いろいろ考えてみる…