2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

暮れ風情

偉人の工作活動は永遠に終はらない・・・ 昨夜は敢へてカーテンで結界し、深く布団に潜行し、「朝日」の感知を予防し、昼過ぎまでゆっくりと眠らうと思ってゐたら、何やら大きな音で朝7時頃目覚める。寝惚け眼でバルコンから外を眺めてみると、招待所の住人…

御挨拶

偉人の工作活動は今天も終はらない。 何となくいつもの時間帯の表通りが静かなのは、仮正月の近いせいか。工作所への道すがら、コビトが集団登校する風景を見なくなって既に何日も経ってゐるが、早朝から如何にも今天やっとこさ大掃除を始めましたてう風情の…

Departed to Aperture

日々、画像加工をおこなってゐる。 殆どの操作はPhotoshopで十分だが、この軟件の果たして何パーセントの機能を使ひこなしてゐるのかと謂へば、それはそれはお寒い数字が弾き出されることだらう。この分野へのアップルの介入が本格化しつつあるが、Aperture…

イ・サンヘヨ

偉人の工作活動に終はりは無いが、ちょっとくらいの休みは欲しいものだ。 などと、つべこべ云ってゐるヒマは無いので、地底人と化して神秘に満ちた地下の埋蔵物を探査する。今天日中は青空高く澄みわたり、日向では暖かさを感じるほど。その分、夕方からの冷…

Abduction

朝な夕なに小雪舞ふ、寒い寒い冬景色。 エスキモー人の如き怪しげな風貌で、自行車を駆って張りつめた朝の空気の中へ。役場の前の橋(妙に凝ったデザインで、歩道の中程に2カ所もオブジェが設置されてゐる。その御陰様で自行車での走行には可成り気を使ふし…

記憶障害?

何もこの頃に限ったことではないが、今天が一体何曜日なのか、昨天は何日だったのか、よくわからない。 思ひ起こせば幾星霜、この頃は我が人生でも珍しくほぼ毎天新聞などを眺めたりしてゐるものの、恐らく日付などは見ていないのだらうね。工作所の壁にも招…

旅ならずとも

芭蕉ならずとも、旅心揺り動かされることしばしば御座ゐますです。 旅が必ずしも現実逃避の極北とは限りませぬが、必要欠くべからざるもののうちの筆頭に位置するものでありますことはもはや間違ひ無きこととて、いざ行かむ。 (- + -)閉鎖中 旅、とりわけ異…

聖誕前夜鍋三昧

目映ひ朝日に青い空、まともに晴れたのは何日ぶりのことか。 年末、と言ってもまだ11月下旬のことであるが、気忙しさは相変はらずのこと。土曜であらうが日曜であらうが、せねばならぬことは無限に存在するのであって、現場工作は或る種の極限状況を迎へつつ…

雪のまにまに

夜明け前、嵐の気配で目覚む。バルコンの窓を開けて見ると、風混じり霙混じりの風雲急を告げ、まだ昨日の雪の溶け遣らぬ路上に吹き溜まりゆくを見ゆ。 (-_-)結局二度寝 世間様が祝日である為か、今朝の路上は車の姿も無く、銀世界と相俟って不思議な静けさ。…

はかどらず・・・

「24」の恐ろしいインターバルにはまり、激しい工作状況と相俟って、ここ数日朦朧体。 今天はもりもりどんどん土を掘り、運ぶ。寒空の下と雖も、たちまち全身から湯気立つほどの汗。新陳代謝的観点から健康には頗る宜しけれども、度が過ぎれば疲労は蓄積し…

コビトの謎

朝、工作所に向かふ道すがら、招待所近くの小学校に向かふ登校中のコビトたちに「ハロー!」と声をかけられる。 (-_-)? いくらネパール製の帽子をかぶって自行車に乗ってゐたとしても、一体全体コビト達に異邦人と見られたのか、コビト達が異邦人か日系人だ…

OS以前

OSの違ひ。 根本的な問題だが、克服不可能な問題ではない。互換性と翻訳の問題。言語構造の相違。どのやうな言語、構文であれ、翻訳は可能だ。但し、大いなる暫定的表現を含んでのこと。文法の違ひは、操作や入力の工夫によって補完できるはず。 快適性をも…

雪よ!

それでも雪は夜通し降り続け、バルコンの大窓には外の街路灯をよぎる綿雪の影絶ゑず、遂には寝床で朦朧体と化して眺めてゐた「24」on TVも、午前3時半過ぎたあたりで息絶へて夢の中へ。 一夜の明くるに、外はまだ雪の降りしきり、招待所周辺の積雪は約30…

想定内外

予報通り、この時期にしては超級寒波が襲来し、昨夜から断続的な降雪。川縁の土手や街路樹はいち早く綿帽子であったが、夕方までは舗装道路には積雪は無かった。しかし、日暮れて猶降り止まず、道路の縁のべちょべちょしたみぞれの上が徐々に白くなりだして…

去りゆく者は皆…

「さらば青春の光」を観たのが大学生の頃。 1979年の作品だから、新作として観たのだ。作品の舞台は1965年の倫敦。連日ロッカーズとの対立抗争や、ドラッグやダンスに明け暮れるモッズたちの物語り。退廃的で厭世的、刹那の快楽に溺れ絶望的な毎日を送ってゐ…

或る再会

慌ただしき現場工作のさなか、突如朋友のSkytreker君が出現! 彼が蝦夷地より命からがら帰還し、関東平野の空っ風に吹かれつつも不二の嶺をば仰ぎつつ、駿河の国の茶の香り、何とか旅する同胞の自宅に確保されたことは伝へ知ってはいたものの、まさか我輩の…

大人げないですよ

出来合いの惣菜を物色せむと、いつものローカル超級市場へ。 閉店まで1時間を切って、殆どの惣菜やお弁当には「半額」だの「100円引き」だの「3割引」だのてう黄色いシールが貼ってある。エクセルの取り扱ひや数字の計算は極めて苦手だが、ことこの手の割…

enya徒然

エンヤの中国語表記は「恩雅」と書くが、如何にも優雅で幽玄で神秘的な彼女の音世界をも表現したかの如き漢字が選定されてゐる。先日来聴き続けてゐる"Amarantine"は「永恒之約」となってゐて、説明的だ。 この「アマランタイン」に関しては、「詩人が”永遠…

雪の遁走

憂鬱な灰色雲の彼方に夜は明けて、時に小雪、時に吹雪きの朝、昨天の激しき工作活動に身体の方々がぎしぎし軋む朝、いと寒きに湯など急ぎ沸かして、朦朧体の脳中に熱き玄米茶注ぎ込む。 (-_-)和風な目覚め? いろいろなものをむしゃむしゃむしゃと喰って、防…

荒くれ者の日

小雪舞ふ夜明けなりけり。 カーテンは開けてゐたが、灰色の雪雲で薄暗く、危ふく寝坊、または二度寝の輪廻に入るところであった。 (-_-)危ない危ない この寒空の下、今天の屋外工作では危険な武器類各種ぶむぶむと振り回して大暴れの結果、頭から湯気が立ち…

偉大な帰路

毎週末よくもよくもまあこの慌ただしさ、忙しさ。我が身世に経る眺めせしまに・・・誠に、寧処に暇有らず。 それにしても古代人との遭遇は感動的。 (-_-) その御陰様の副作用で、無事エンヤの新作「アマランタイン」を入手。師走のどさくさに紛れた輸入盤の…

ハイドン・セット

今頃になってハイドンの交響曲が無性に聴きたくなってきて、手持ちのCDアーカイブを引き散らかしてみるとたった1枚、ゲオルク・ティントナー指揮のものが出てきた。 NAXOSの廉価版だけど内容は素晴らしく、シンフォニー・ノヴァ・スコシアの音も瑞々しい…

幻視の盾

漱石忌 漱石の骨頂と、精神の極北を、『薤露行』に探る。慶応三年生まれ七人の旋毛曲り―漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代作者: 坪内祐三出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2001/03メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 10回…

諸世紀

ジョン・レノンの死から25年、真珠湾急襲から64年、そして聖母受胎日と上弦の月。これらのどの項目を、より身近に感じるのか? (-_-)

ご招待?

弁当屋でのこと。店に入り注文しやうとすると、「お待たせしました、ご予約の方ですね」と5個入りのプラスチックバッグを差し出される。最近3度目の出来事だ。2度までは偶然てうことで許さう。しかし3度目となると、政府の陰謀か宇宙人の悪意か何者かの…

恐るべきは

今頃になって何かとても空恐ろしいのが、吸血怪獣チュパカブラだ。 一般的にはUMA扱ひされて、それを語る者はたちまち狂人扱ひされてしまう類の怪物だが、気になるものはしかたない。1995年2月頃から、プエルトリコ中部の峡谷地帯で連続して家畜殺害事件が…

冬なれば

秋の大気の擁壁で限界まで堰き止められてゐた冬の寒気が臨界を迎へ、文字通り堰を切ったやうに列島に雪崩れ込んだやうな冬の急襲。 寒さは屋外工作に勤しむ我輩の足下から忍び寄り、指先を凍へさせる。いと寒きに、爪先用の使ひ捨て懐炉など靴底に忍び込ませ…

調和と霊感

冷たい北風が憂鬱な雨雲を呼び寄せ、冷たく激しい雨が降る。手足の指先も冷ゑきって、思はずフリース製の靴下を穿きました土佐。 さて、今宵の白眉はNHK音楽祭のハイライト、マーカス・ロバーツ・トリオと小沢征爾指揮のN響による、ガーシュイン「ピアノ…

ナノプローブ集合体との遭遇

今天特筆すべきは、駅裏自転車置き場からの姑息なおばはんの逃亡ではなく、STAR TREK-β に於ける BORG CUBE との遭遇である。 目眩く食玩やフィギュアの世界はもはや無限の領域に侵出し、アニメキャラ・美少女キャラを筆頭に、考古文物やミニミニジオラマ、…

朝日力

特別に朝が苦手なワケではないが、基本的には夜型てうこともあって、朝日を見ない日が続く時期も有る。 現在潜伏中の招待所はワンルームであるが、南に大きなバルコンが有ってほぼ全面が硝子になってゐるので、大いに朝日が差し込んで大変明るい。既に夜型を…