雪の遁走
憂鬱な灰色雲の彼方に夜は明けて、時に小雪、時に吹雪きの朝、昨天の激しき工作活動に身体の方々がぎしぎし軋む朝、いと寒きに湯など急ぎ沸かして、朦朧体の脳中に熱き玄米茶注ぎ込む。
(-_-)和風な目覚め?
いろいろなものをむしゃむしゃむしゃと喰って、防寒着整へ、自転車*1で工作所に向かって川沿ひの道路を進むと、川面からは寒さで霧が立って、彼岸の大工場からはまうまうもくもくと火砕流の如き水蒸気が柱の如く壁の如く立ち上る。手袋とジャケットの隙間スヰッチピタゴラスヰッチ、手首足首、とにかくあらゆる首周りから寒さが体内に滲入し、身を凍らす。10分も行かぬうち、小雪はいつしか吹雪となり、自行車での走行に支障を来すほど。潔く自行車での走行を諦めて、一旦招待所に引き戻り、改めて傘差して徒歩にて出掛ける。すると案の定、5分も経たぬうちに雪雲が去り、まばゆい朝日が照る始末。しかし、その束の間の朝ぼらけもこれまた10分ほど。再び暗雲絶壁の如く飛来して彼方より頭上にまで立ちはだかり、雪舞ひ吹雪く。結局午前中はこの繰り返しにて、工作所での内部工作に専念する。
(-_-)冬の本領
姉歯ではなく仮歯(まだ言ってゐる!)の角度が変な御陰様で、発音もしゅるしゅるとなるし、もの噛むにもヒト様の歯を使ってゐるやうな妙な具合で、いとわろし。*2
(-_-)来週までの我慢
グールドによる「フーガの技法」(THE ART OF THE FUGE)、オルガン演奏だが、ピアノの時と違ってどことなく気忙しい。対位法5で、ピアノでは気付かなかった新たな発見する。1962年の録音。矢張り理屈抜きで、グールドはピアノが良い。但し、御本人様に因る妙な改造が施されていないピアノに限るが・・・
(-_-)改造したい気持ちはわかるよ
- アーティスト: グールド(グレン),バッハ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2000/11/01
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