2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Time Show

雨の匂ひ。 どんよりと曇ったままに日も暮れて、風が病み、澱み、滞り、そして向きを変へ、湿り気が孕まれた生暖かな塊が頬を撫でる頃、家路を急ぐのは自分一人。眉間にぽつりと、雨の一粒を感じ天を仰げども何が見ゑるわけでもないが、あれよと路上に無数の…

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今宵は大開放。先日の味噌カツ三昧とほぼ同じメンバーで歓楽街に繰り出して、ぎうぎうと狭いところに行儀良く収まっての炉辺談話ならぬ肝煎り談義。串焼きだのドテ焼きだのお好み焼きだの軟骨だの豚キムチだの、次々無限に喰っては飲んで(我輩は烏龍茶)食…

旅のあれこれ

昨天の続き。 旅の功罪については人夫々。其の詳細を挙げ連ねても意味は無いが、簡潔に語ることは非常に難しいことも事実だ。 ―永遠の現在― 旅は人生に喩えられる。 旅先で出会う風景は、二度と繰り返すことはない。 後に同じ場所を訪れても、自分の心の状態…

ややこしや

人間様の勝手に決めた虚構の1年の節目の近く、年度末だの新年度の始めのなんやかんやのどーだこーだの、ややこしのあやかしのかれこれがイロイロで、何やらとっても気忙しいやら煩はしいやら。 何がなんだか良くも悪くもわかったやうなわからんやうなで、や…

何様ぞ

げんげ 田に群れ 菜花 地に満ち 天 其の色を映す (−_−) 此処に来てイランを巡る状況が一気にキナ臭くなりつつある。核保有大国がこぞってイランの核保有に反対の意を表明し、メリケン様に至っては「絶対に許されない事である」と対戦も辞さぬ勢ひだ。此の場…

仏舎日和

白鳳時代は天武14年、西暦685年、3月27日、天皇による詔に曰く、《諸国に、家毎に、仏舎を作りて、乃ち仏像及び経を置きて、礼拝供養せよ》と。 世に言ふ壬申の乱より十数年、672年には天智天皇の崩御に因り、大海人皇子が天皇に即位し、飛鳥浄御原宮に遷都…

グミ式

地震の夢を見て、午前五時前に御目覚め。勿論二度寝。但し奇跡的に7時前無事起床。シャワーを浴びる時間は無かったが、窓から見る朝の太陽は、何となく黄色く偏光してゐるやうな感じ。 (−_−)zzzzzzzz 今天は工作活動以前の問題。人間様は確かに偉大だが、…

宗廟

こっちが常に本家本元。

さまざまな告知

目を覚ませと呼ぶ声が聞こゑ、今宵、上弦の弓張月。 何処となく黄色く靄のかかった月の横顔は、春の頃の気配を濃厚に漂はせてゐる。この色は果たして、大陸の砂塵暴の果ての姿か、はたまた空中に浮遊せし花粉の瀛虚せるが為か。 (−_−)くっさめ! 今天は夜明…

「八角堂」 無題ドキュメント

八角堂

春雨、時に激しく、時に優しく。春雨、時に霧の如く、時に白糸の滝の如く。 タミフルを服用した若者達に見られる神奇的な行動。其の多くは高所からの飛び降りに代表される異常。 インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した10代の男女が転落などの異常行…

古跡探訪録

砂 - Wikipedia

砂と言えば砂漠を思ひ出すが、中国では「沙漠」と書く。新彊や内蒙古の沙漠はそれぞれ独特の景観で、似て非なるもの。春先に日本列島まで飛んで来る黄砂は、内蒙古や黄土高原から舞ひ上げられたものだらうが、今天戦った砂は当地のもの。広大な沖積平野のい…

砂の惑星

今天は激しき砂との戦ひ。 砂を掘り乍らかう考へた。此の砂はどのやうに生成され、何処から来たのか?

濃さ

今年はヒジュラ紀元1428年、ラビ・ウル・アウリルこと3月の開始は3/20から。一方農暦では今天は2月4日。 今天新暦3月22日の日中は幾分も暖かさの回復が感じられ、相変はらずの土埃と排気ガスの濃淡のまにまに、ふと沈丁花の香りを感じ、辺りを見回せども…

御影供春分

季節を分つ、春の節目。 朝はまだ、少しひんやりと晴れて明けて、そして穏やか快晴の国民の祝日となる。我輩もこの極東の列島の一地方に潜伏せし一工作員として春分を大いに祝さむと、休日モードで自行車駆って行動開始。 先づは、可成り昔に一度二度、会っ…

眼力

今頃になって、少し目が痒い。 工作環境を考へると、原因は花粉ばかりではなく、まうまうと周囲で立ち上る砂埃だの、途絶ゑることなく往来する自動車(トラックが圧倒的に多い)の排気ガスなどが複合的に作用したものかもしれない。ドラッグストアに立ち寄っ…

睦月如月弥生はまだき

北風強く、文字通り着更着の候。 人心戸惑ひ、人身をも迷はす。 何故に毒を吐き、血を濁らせてまで自らの存在を誇示せねばならないのか? 所詮人間同士の些細な事など、お月様は関心無き事。 月の満ち欠けに、人心は反射しないのだ。 地を這ひ、もの喰ひ、も…

大河ドラマ

「ヴァン・ヘルシング」も娯楽作品としてしっかり楽しませていただきましたが、「植物怪異伝説新考」の上巻を完読。「延喜」だの「芝草」などは特に興味深き記述であり、植物自身の多様性同様、解釈や其処に付着する伝説の多様性に今更驚く。 (−_−) 何、大…

暁月往来

春彼岸の入りて、正月もはや晦。 昨天の北風の名残が時折、ばうばうと吹き回り、近所の高層マンションからは洗濯物がいろいろ降って来る。今天は少しも部屋から出ない予定だったが、夕刻前川沿ひの堤防道路に出て上流方向を眺めると、遥か彼方に神々しき雪山…

御用心!

春立ちて、最早立春も近してうにこの寒さ。でも、此の光の輝きの強さだけは春本番前の証。どんなに強く北風が吹いても、強まった光の束だけは吹き飛ばす事が出来ないのだ。 (−_−) 先週預けておいたバイクを回収せむと、風に吹かれて近所のバイク屋へ。 サス…

一区切り

1970年の3月15日といへば、大阪万博の開会式。今から37年も前の事。学校の終業式が終はるや否や、飛んで自宅に帰り、家族で大阪に向かったことを今でも覚へてゐる。あの頃の、万博とは何ものかもよく知らぬ少年達に蔓延してゐた期待感や高揚感は、何だった…

挑戦

昨天の続き。 ジャスコに関する最大の謎は、「世界最大」に関するものだ。行く地方地方にジャスコがあれば、何故か意味無く訪問し彷徨することにしてゐるのだが、各地元民の人口に頻りに上る形容詞句として「此処のジャスコは世界最大だ」てうものが有る。年…

風の旅人 編集便り 〜放浪のすすめ〜

(−_−) 今天は肉体労働工作に徹し、冷たい風吹くにも拘らず額に汗し、何かに取り憑かれたやうに土掘る。もりもりと土掘る。昔盛られた土を掘り、取り除き、時間を遡る。昔掘られて昔埋もれた穴や溝を、また掘る。眠れる地霊を掘り起こし、呼び覚まし、時間の…

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流浪てうこと

世間では一般に「ジャスコに無いものは無い」と言はれてゐるらしいが、この意や如何に? 察するに、「ジャスコに置いてないやうなものは此の世に存在しないと同じ意味である」てう意味なのか、「ジャスコには欲しいと思ふものが全て置いてある」てう意味か、…

血脈

激しく工作現場を走り回る。 昨天ほどではないにせよ、今天も寒さ残り冬の風情。灰色雲が絶ゑ間なく飛来しては去るのだが、刹那の陽光も工作上不都合な事も有るのだから皮肉なものだ。日向と日陰の強烈なコントラストを消さむと、大きなコンパネ立ててもらっ…

何する人ぞ

今朝の時雨は、時に霙に、時に小雨に、ほぼ終日陽光を拝む事無く、西の果てに灰色の壁の如く立ちはだかる雪雲の彼方に日は沈めり。手先爪先大いにかじかみ、吐く息は常に白く、風強く、雨降る夜は・・・ (−_−) 人生も遺跡も小説も、謎は多い方が楽しいし面…

ハクモクレンの咲く通り

今天、ほぼ終日屋内工作に終始するも、午後遅くになって少し気晴らしにと思ひ自行車で外出。 いつのまにか地上を覆ふ空気はすっかり冬の其れに入れ替はつており、予想外の寒さに慌てて部屋までマフラーと手袋を取りに戻る始末。先づは先日来目を点けてゐた近…

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こびとづかん (cub label) ←こっちは別のコビト 雨降りお月さん 今何処? 結局書籍は Amazon で・・・