挑戦
昨天の続き。
ジャスコに関する最大の謎は、「世界最大」に関するものだ。行く地方地方にジャスコがあれば、何故か意味無く訪問し彷徨することにしてゐるのだが、各地元民の人口に頻りに上る形容詞句として「此処のジャスコは世界最大だ」てうものが有る。年寄りになればなるほど、このフレーズを日常会話でフツーに口にするばかりか、本人様は真剣様々で「世界最大」てうことを信じ切ってゐる場合が多いのだ。確かに、お年寄りにしてみれば、人生イロイロ艱難辛苦、生まれてこのかた十数年前に松坂屋に一度きりしか行ったことが無いやうなヒトにとってみれば、ショッピングモールやシネマコンプレックスなどと一体化した巨大ジャスコは「世界最大」に映るのだらうね。
でも、上海の浦東開発区に八百半が開店した時も「世界最大」とのふれこみだったし、四国北岸中央の或る都市のジャスコもフリーマガジンには「世界最大」規模と書いてあった。そんなに方々に矢鱈滅多羅「世界最大」が有るワケが無いのだから、オラがムラの大型店舗へのエコ贔屓なのか、はたまた単なる勘違ひなのか？ 行った事も行くつもりも無いが、何につけても大袈裟で大雑把な国民性を考へると「世界最大」の店舗はメリケン様に有るやうな気もするし、近年の中国の大都市に有るやうな気がする。*1人間様イロイロであるので、其の人其のヒトそれぞれ脳中で創出される宇宙や世界の規模はまちまちだらうから、地方都市の小さなジャスコでも或る人にとってはそれこそ「世界最大」ばかりか「宇宙最大」なのかもしれないし、まぁそれはそれでよいではないか。各人が信じる「世界最大」があるのだから、「世界最小」もあるのだらうし、畢竟、ものさしなどそもそも宇宙では意味の無いものなのだとつくづく・・・*2
(−_−）
今天は肉体労働への挑戦。１時間弱の間にただ黙々と、一人の人間がいったいどれほどの土を掘り起こし、ユンボのバケツに投入することが出来るかてう命題。比較的柔らかで混合物の殆ど無い地山土を小さな角スコップ*3と土を集めるジョレンだけを用ひてただひたすら、土を掘り起こし、運び入れる。其の結果、「コンマ４ ５」即ちバケットの大きさが0.45平米容量のユンボバケット３杯弱分であった。結局１立米ほどしか掘削する事ができなかったワケで、人力など知れたものだと改めて。しかし、ヒトが驚くやうなことを成し遂げてしまうのもまた、人間様の技であることが殆どであるし。エヂプトのピラミッドなどの巨大古代遺跡を引くまでもなく、わざわざ宇宙人様のせいなどにしなくったって、大勢仰山の人間様達が長い時間かけて作り上げただけのこと。現代人は其処に一瞬にして訪れて、疾風のやうに去って行ってしまうものだから、余計に人技とは思はれないなどとついつい勘違ひしてしまうだけなのだ。
結果の数値は上記の如し。其の後三たび四たびの上昇を果たせども、チョンマル大いにピゴナムニダヨ。
(−_−）へろへろムニダにて候・・・
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今天早速、幻の「きなこチョコもち」*4買ひ占めてきて戴きまして、多謝 <(_ _)>
今宵、二十六夜月。
