マパム・ユムツォ（マナサロワール）の夜明け、湖岸のマニ壇とチョルテン 標高4588m

今天は方々から様々な、仰山のお客様が当地にお越しになられまして、或る者は海を越ゑ、また或る者は車を駆って、此の偉大な岬の先っぽにお越しになられた。 此の地が担った過去の役割や、時間の残滓。そのまた欠片の断片をつなぎ合はせ、現代人達は頭を捻り…

天空の湖マパム・ユムツォ（マナサロワール）標高4588m 湖岸を赤く染めるのは、藻（苔？）のやうなもの 雪山の彼方は印度

午前9時前、目覚めよと呼ぶ声が聞こゑ、寝ぼけ眼で慌てて玄関へ。 髪の毛も茫々で束ねておらず（現在肩胛骨隠す長さ）、よれよれのもんぺみたいな妙な服（寝間着）を着た野人が出現し、郵便局員もさぞかし驚いたことだらう。ずっしりと重い小包の送り主は、…

カン・リンポチェ（カイラス）巡礼路、ドルマ・ラ（峠）を下ったところにある神秘的な池ヨクモ・ツォ。 岸辺は半凍結して、シャーベット状になってゐる。さまざまな伝説が伝へられてゐる。(5600m)

昨夜から降り始めた雨だったが、明け方にかけて時折豪雨となる。 明けてからは風も強まり、ちょっとした台風のやうな状況に。乾燥中のドクダミは軒先に吊したままだったが、取り込みを諦めざるを得ないほどの風雨に困惑せり。 いつものコンテナ雨量計は約7セ…

大震災報道に隠れ、未だにチベット人への抑圧は続いてゐるのだ。今度はカンゼの尼僧達が・・・ 西チベット、グゲ遺跡、王宮周辺の大侵食地形

朝から東風吹き渡り、大気中には湿気増ゑた様子。勿論天気は下り坂。 ここのところ何かしら雑用多く、少し翻弄され気味。 (-_-) さて、チベットの南、シャキャムニの生誕地であるネパールから王制が駆逐され、連邦共和制が採択された様子。 現代政治学的には…

「黒報頭」大地震の死傷者への弔意を表現した新聞の第1面集成 西チベット、グゲ遺跡、ラカン・マルポ（紅宮）

結局、在庫の硝子瓶で熟成中の梅酒（4年もの）を漏斗で濾して、臨時的にペットボトルに移し替へ、新たなる漬け込み用に利用しても猶、まんだ相当の青梅がなりなりてなりあまりたりけるが故、俄にホームセンターに出掛け硝子瓶とホワイトリカーを調達すること…

西チベット、グゲ遺跡、ラカン・マルポ（紅宮）入口の木彫。 アティーシャの関係か、印度色の強い意匠。 思いやりのある生活 (知恵の森文庫)作者: T・ギャムツォ(ダライ・ラマ14世),沼尻由紀子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/03/07メディア: 文庫購入:…

青梅の 鈴生るころに なりにけり 友人夫妻のお誘ひを受け、今天は青梅狩りに参上する。 大気中に多少湿気が増加してゐるらしく、道行きの彼方の山もけぶり、太平洋の沖もけぶり、青空も曇り硝子の向かふ側。 ドルメンクラスの Megalith（巨石）居並ぶ庭園の…

西チベット、グゲ遺跡、冬の王宮（夏の王宮の地下深くに穿たれた洞窟）からの眺め。 標高3650mの高地であり、厳冬期を過ごすには洞穴での暮らしを余儀なくされてゐた様子。 Fire Under the Snow: Testimony of a Tibetan Prisoner (Panther S.)作者: Palden …

漆黒の闇夜に、三つ四つ、五つ六つと蛍が金色の糸を引くやうに、柔らかな光跡を残して浮遊してゐた。 田んぼではカエルたちの鳴き声が賑やかだが、木々のまにまに田んぼを見下ろす此の沢沿ひの小さな淵には、ささやかなせせらぎの音を背景にして、音無く蛍が…

ソンツェリン・ゴンパの土壁 Tibetan Master Chants:チベッタン・マスター・チャンツ[Lama Tashi:ラマ・タシ]アーティスト: Lama Tashi出版社/メーカー: Spirit Music発売日: 2004/11/02メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る