深層検索

うねり高く波荒し

昨夜から降り始めた雨だったが、明け方にかけて時折豪雨となる。
明けてからは風も強まり、ちょっとした台風のやうな状況に。乾燥中のドクダミは軒先に吊したままだったが、取り込みを諦めざるを得ないほどの風雨に困惑せり。
いつものコンテナ雨量計は約7センチ=70ミリの大雨だったワケだ。このところ毎週1度は大雨が有る様子で、安定した青空続きませんね。そんなうちに梅雨も徐々に近づきつつあるやうだし・・・
(-_-)
            
来月の幻灯会に備へ、此処暫くはアイルランドのあれこれを激しく検索し続けてゐる。
今回の踏査に沿った基本的な画像は既に並べ終はってゐるので、詳細を述べる予定の Newgrange(Brú Na Bóinne)、Carrowmore、そして Hill of Tara (Temair)の三カ所を集中的に。これらは考古学的情報が解説の基本になるため、アイルランドやイギリスのサイトをしつこく巡回し、さまざまな情報を収集。
日本語のサイトに限ってもアイルランドに言及したものはあるのだが、其の大半は所謂観光旅行での訪問譚であり、専門的な解説、例へば歴史的背景や考古学的図面などは僅少だ。かといって西欧のサイトにはそんなものが仰山有るに違ひ無いと思って調べても、なかなか専門的な図面などは引用されてはいない。
結局、大学などのアーカイブサイトに深く侵入し、検索を絞りつつかなりの時間を費やして彷徨ふと、やうやうお目当ての図版に辿り着くてう案配だ。コレがなかなか大変で御座ゐまして・・・
(-_-)
                 
 例へばこんな断面図だの
                   
 こんな平面図とか・・・
                
それにしてもタラの丘の重層性(歴史的事象の堆積)の複雑且つ重厚さは、現状の空虚さと際立った対照性を見せてゐて、実に興味深い。