2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

SILENCIO

今回改めて、Gidon Kremer / Kremerata Baltica のアルバム SILENCIO を、夜を徹し繰り返し何度も何度も聴く機会があったので、感想などの情緒的な部分を記しておくことにした。 ■第1曲はアルヴォ・ペルト (Arvo Pärt)のタブラ・ラサ (Tablura Rasa - for tw…

2008年8月13日南無盆世界萬霊回帰 - DAYS of The Day After Day

また今年も果敢に近所の寺院に於ける盆棚設置状況を取材し、8月同日に掲載予定である。 余りの暑さに、今天は庭で二度も行水。 勿論全裸。

2007年8月13日盆棚三昧 - DAYS of The Day After Day

暑中に刹那の閑有りて久々利の謎解く蝉時雨

月が満ちるにつれ、「18」の呪縛からやうやう開放されつつある。 もっとも駄目押しで、郵送されてきた健康診断の受付番号が「18」だったわけだがそれはさておき、虚脱状態で台所に放置されてゐた食器類や食品類を改めて整理したり、午後からは庭の草刈りに挑…

18 - Wikipedia

お昼頃、今回の "18" は去って行き、執拗且つ気紛れに降り続く驟雨と霧雨の隙間を縫って帰宅した後には、何やらいつもより倍も伽藍堂と化した神殿内部に倒れ込んでそのまま眠って仕舞った。 まあ疲れが出たと言へば聞こえが良いが、冷静になって考へると "18…

とおあまりやつのことどもぞや

脈々と粛々と確実に、さまざまな場面で我輩を苛む「No,18」の連鎖は、来月の本番を前に遂に来るべきところまで来て仕舞ったやうだ。 まさかの18、しかも其の現在の持ち主は同一人物であるにしてもだ、更には脈絡の有無にも関わらず、これでもかこれでもかと1…

18の伊勢

花咲き花咲け花咲く頃

裏のばばさま、いつも有難う御座ゐます。

逍遙遊

少年時(中年詩)

黝い石に夏の日が照りつけ、 庭の地面が、朱色に睡つてゐた。 地平の果に蒸気が立つて、 世の亡ぶ、兆のやうだつた。 麦田には風が低く打ち、 おぼろで、灰色だつた。 翔びゆく雲の落とす影のやうに、 田の面を過ぎる、昔の巨人の姿―― 夏の日の午過ぎ時刻 誰…

渚の時間

てぃだぬごと

世紀の天体ショーだとか、いかにも安っぽいキャッチコピーを冠した日蝕報道の数々。 大半は見るべき価値の欠片も無く、報道の意味も無し。 悪石島に上陸する観光客を追ひ回し、島の小学生の歓迎行事を写し、当日雨だの見えただの見えんかっただの、さういふ…

水無月新月日蝕時節

嗚呼 大いなる幻影よ 夢と共に去り日蝕の日に降臨するものよ 心の奥底に潜み 醒めた目で此の世界を眺めてゐる 地上を這う円形の 月の闇の正体は 月亮のかむばせか はたまた月の裏面の放出せる暗黒物質か ガンガーの川面を黒く染め ブータンの王宮には祝福を…

紫立ちたる花のかむばせ

朝顔は 雨受け漏斗 紫の 禊萩 花以て参れ 隣田寺

循環と撹乱

早朝、蝉の鳴き声で目覚む。 勿論今年初めてのこと。未だ、鳴き声の中心は裏の屋敷林の方だし、中庭の柿の木には数匹しか居らず、共鳴した超音波が硝子を割るほどでもない。 しかし既に、検索語「蝉の駆除」で我輩のブログを訪問する者が日に日に増加してお…

夏への扉

路上の快楽

今天是花火大会とはつゆ知らず、帰路大渋滞に巻き込まれて仕舞ったので、ええぃままよと適当に路上駐車して屋台街に突入。 若者達のパンキーな浴衣姿を鑑賞しつつ、お目当てのイカ焼きは大行列に辟易して買はず、至近の空中で炸裂する巨大花火を眺めせしまに…

仕込む

地球人氏由来の枇杷の種の乾燥が終了し、仕込みに入った。 甘き香りの薬用酒が出来上がるのは2年後のこと・・・

雲の摂理

雲にだって行き先はある

行水天下炎天下

ここ数日は盛大に庭で行水。 勿論全裸であるが、それがだうした。 夏だもの。 取り敢へずヱヴァ。。。*1 碇シンジ、14歳。所謂「中坊」ってことなのだね。 頼りなさと一途さが錯綜し、人間としてアンバランスな年頃のゆらぎがよく表現されてゐる。最終的には…

Quatorze Juillet

そしてまた、巴里祭が来て・・・ 往く人あらば、来る人もあり、待ち人はやうやう来たれり。 目覚めは遅くとも、歩みは早し。 百代の過客は、留まることを知らず。

けふのはまべ

南洋の熱気を孕んだ南風が水平線の彼方から無限に吹き寄せ けふのはまべにいつもの爽やかさは無い 黄昏時 倦んじていつもの岬巡りはやめて けふははまべで遊子哀しまうかしらむとも思ったが やはり独り自転車駆って岬へ 石門公園では人目を憚らず抱き合ひ接…

correct collector and connector

日曜の昼下がり、TVで能狂言を鑑賞。 演目は能「夜討曾我 十番斬」(観世流)と狂言「六地蔵」(和泉流)だが、能にも曾我兄弟ものがあるとは知らなんだ。 「夜討曾我」前半の問答と後半の勇壮な太刀廻り、其の対照の妙。疑ふことなく歌舞伎の影響、てうか歌…

平凡な週末の風景

日暮れ前、いつものやうに自転車で岬へ。 週末なのでいつもと違ひ2台3台とサイクリストとすれ違ふ。皆さんウェアもばっちりで、汚れたGパンにTシャツ姿で首にタオル+荷物カゴの付いた中途半端な自転車の我輩とは違ひ、何やら矢鱈本格的。ひょっとして9…

観測者

出来れば此の先一生、天体観測でもして過ごしたいなどと切実に思ふ梅雨のまにまに。 ところで人間、誰もが他人の良さを発見し乍ら生きていく、ものだらう。 自分のことなどどの瞬間をとってもいちばんわからないものだし、地上で何年も何年も人間を演じてゐ…

ブラームスはお好きですがなにか?

前々回、実は4月にも阿修羅王子様の御尊顔拝しに上京してゐたことを今思ひ出したのだが、同時に出掛けた世田谷美術館に向かふ途上、通り抜けと涼むのが目的で入った購買中心(ショッピングセンター)店内に流れてゐたのは、ブラームスの子守歌。 真っ昼間か…

有理不利

ウルムチでのウィグル人たちの騒擾。 数の原理が全てを支配し、絶対的多者が武器を以て少数を制圧する様子。いつかどこかで見た情景・・・ そして、いつもどこかで見る情景・・・ ラサとの違ひは、比較的迅速に海外報道媒体に対する取材許可と情報開示だが、…

○○日和

今天は朝から、と言っても既に昼近い時間ではあったが、日曜でもないのにパンケーキを焼いてゐた。 日曜日がパンケーキを喰ふ日であるてうことは、メリケン人の友人から聞いた。*1 事実、週末に泊めてもらった時、日曜の朝食は盛大に焼かれたパンケーキだっ…

アクセス【access】接近すること。また、交通の便。

此の世界には様々な謎が存在するが、我輩のブログに対するアクセス数もそれらのうちの一つであらう。 このところ二週間ほど更新をさぼってゐたことは既に万民周知の事実であるが、昨夜久しぶりにアクセス解析ページを開いてみると、更新されていない期間の方…

薄紫色のトキメキ