アクセス【access】接近すること。また、交通の便。

台湾的国民弁当

此の世界には様々な謎が存在するが、我輩のブログに対するアクセス数もそれらのうちの一つであらう。
このところ二週間ほど更新をさぼってゐたことは既に万民周知の事実であるが、昨夜久しぶりにアクセス解析ページを開いてみると、更新されていない期間の方がアクセス数が多くなってゐるではないか。
しかも、二週のうちの後半に至り、それまで毎天平均40〜50前後のアクセス数が倍増しており、先週の木曜には100近くに達してゐるのだ。
いったい何が起こってゐるのか?
はじめはごく単純に、金曜日の多摩美訪問に関連した増加であらうなどとぼんやりと朦朧と漠然と思ってゐたのだが、アクセス分析を見るとグーグルなどの検索方面からのものが多く、関係無ささうだ。しかも、検索語に一定の法則は見出せず、例へば鶴岡先生関係のアイルランド方面であるとか、考古学的領域や音楽関連やチベット関係に偏った傾向もみられず、まったく此の現象の背景と構造が読めない。
此の唐突な増加現象は太陽系に於ける惑星直列の結果生じた可能性もあるし、当局の陰謀説も捨て難い。
しかし、斯くなる上は、「嗚呼、此の世の中にはこのやうな一見不自然と思へるやうな現象の偏在や極端な濃淡が自然にごく自然に発生するものなのだな」などと事実の背景に何らかの意思の存在を勘繰ることなどせず、素直に受容するべきであるのかもしれない。
如何にも、自ら形質現象学の研究的体現者を自負する以上は、このやうな些細なことに動揺することなく、日々粛々とチョコボールを購入して金の嘴の出現を待つべきかもしれないが、其処は林檎姫のやうなカリスマ・カミサマよりも即身成仏を目指す在家信者としては果てしなく世俗にまみれて下世話な詮索に時間を費やすことも、此の鬱陶しい梅雨を乗り切る一つの方法でないとは言へないことはなからう。
さすれば、耶蘇教の伴天連がしきりに言ふが如く、あなたも、あなたの家族も救はれる(掬はれる?)のかもしれないが、只管打韋編三絶萬事如意の境地に達し、長年探してゐるピポサル関連グッズとも自ずから縁が生じ、入手に至ることが出来るやもしれぬ。
とは言へ、我輩のブログであるにも拘はらず、御本人様の更新が無い方がアクセスが増えるとは、怪奇現象の可能性を除外しても猶、由々しきことではないのだらうか?
喜ぶべきこと?
はてな?・・・
   
   

最早蚊帳無くしては眠れませんが、なにか?