2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

小雨ニ煙ル江戸ノ地表デ同時ニ展開スル様々ナ出来事ヲ次々ト体験スル

125周年的空間

お江戸参勤

線路だって何処までも続かないことがあるのだ。

晴れやらず…

天翔るもの

がうがうひうひうと音を立て、巨大な雲の塊が天を行く。 渚に棲む我々は、ただただふりさけ見上げ仰ぐのみ。 がうがうもくもくと、雲は無限に湧き、飛び行く。 そして積荷を満載した巨大船は、何処まで流されて行くのだらう。

巫蠱混沌の術

二夜連続で百足が出現。 昨夜は10cm級だったが、今夜の個体はまう少し大きい。 昨年は梅雨の前後も殆ど出現なさらず、結局10cm級を2回撃退して終了した記憶があるが、今年は梅雨入り前に既に4匹目だ。 よもや昨年分が先送りになって今年は例年の倍以上出現な…

飽きもせず海岸を彷徨へば様々な生命栄枯の一端を垣間見るの記

打寄せた波の先端には、無数の鰯が打上げられてゐた。 渚は生と死の境界線でもあるのだ。 そしてこちらの果実はまんだまんだ、無限にあります。 それにしても重ねて問ふが、 何故、誰も喰はぬ?

万緑過ぎて大気中に水蒸気が横溢し始めたやうだ

今宵新月、皐月開始。

文殊の知恵

今天は勉強会。 さまざまな出土遺物の中から特徴的なものを抽出し、多彩な研究者の方々に見ていただき、お知恵を拝借。 小規模乍らなかなか品の良い会場(講義室)は扇形のプランで、正面のスクリーンには電脳式プロジェクターで画像を投影することも出来る…

いと麗しきは即ち花

Terminal

連鎖するものども

偉人転倒せり! 事の顛末は複雑系の連鎖の賜物であるものと思はれる。 サンマを喰ったのが昼前のこと。一応朝餉と称し、今天は珍しく皮蛋と搾菜入りの粥などを作り、それだけではなんだらうと冷凍庫に眠ってゐたサンマを解凍し、焼いてオカズにしてみたのだ…

天地上下のあいだ

為什麼?

短時間の外出ばかりか、半日以上に及ぶ外出の際でも、部屋に音楽を流したままにしておくことが多い。 是は電脳と iTunes あればこその技ではあるが、自分が存在してゐない時でも自分の創出した空間には自分のお気に入りの音楽が充填されてゐるべきであるてう…

渦中天

終日雨。 しかも昨夜から夜明けにかけて、予想を遙かに上回る大雨で、いつものやうに我が陋屋に数カ所存在するウィークポイント(隠居部屋、竈の土間など)からは盛大に雨漏りのせるらむよ。 雨雲の動きをレーダー画面で確認してみると、雨雲の発生地域は何…

水に流す

渚の諸相と神々の黄昏

偉大なる何かと尊大なる何か

ありとあらゆる意味に於いて「中国は凄い」と思ふことが多い。 自ら求めて、また、縁あって何度も何度も中国にでかけ、既に其の回数は20近くにまで達したのだが、先般の Free Tibet 運動への同調てうこともあって、今後は入国も多少は難しくなるだらうし、今…

http://www.startrekmovie.com/intl/jp/#/top

「特報1」時点ではあくまでも撮影と編集の終了した映像を繋ぎ合はせて作られたものなのかもしれないが、これら3本の予告映像から受ける印象はそれぞれまったく違ったものであり、とても同一作品の予告とは思はれない印象もある。 それほど、作品のどの部分…

此の地球が広大無辺な宇宙に存在する無数の惑星の一つであるてうこと

STAR TREKのジャパン・プレミアが行はれ、月末の新作公開も愈々近付いてきた。 今回の作品名、日本語表記では「スター・トレック」と表記されており、此の点だけは英語の原題とも共通するのだけれど、START & REK なのかSTAR & TREK なのかわからん輩が存在…

君知るや木苺之郷を

自転車道の脇に茂った木イチゴの、其の実も熟れて日に日に光り輝く・・・ それにしても何故に、誰も採らぬ? 何故に、誰も喰はぬ? このままでは鳥に喰はれ虫に蝕まれ、熟れ熟れて路上に落ち、蟻に運ばれて行くばかり。 それじゃーこれから毎天、我輩が頂戴…

Busy Bee と愉快な仲間たち

此の世には百の夜明けと千の黄昏が有り幾千万もの目がそれらを見る

此処は何処か?

Da dove veniamo? Chi siamo? Dove andiamo? ¿De dónde venimos? ¿Qué somos? ¿A dónde vamos? Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going? Woher kommen wir? Wer sind wir? Wohin gehen wir? 今宵 卯月 満月 月亮の青白き光りを浴び、刈り取…

青空戻り山嗤ふ

明け方まで小雨。 明けて風出て暗雲去り、昼前にやうやう青空。 西の山は数日の雨に洗はれ、無限の色彩の豊饒を誇らしげにざわめかせ、正に山嗤ふの様相。 庭に出て強い風の行方をよくよく見ると、羽根アリの姿三つ四つ・・・ 愈々、虫類と日常的且つ本格的…

水の惑星

終日雨。 夕方から大雨。 夜になって大雷雨。 庭に水溢れ、陋屋の数カ所で雨漏り・・・ 焙ってゐた竈の火がいつのまにか消へ、雨の所為で少しく肌寒い。 深夜に至れども雨止まず、紫色の雷光がしきりに光り、遠く近く地鳴りのやうな雷鳴の群れ。 風混じり雨…

降り止まぬ雨の岬の雲間には神の立てたる虹の梯子見ゆ

そしてまた雨が来て立夏の頃

ごとびきさまの出現

美しく、層状に微睡み、潮騒の彼方に静かに沈み行く夕日。 そして西方は金枝の如き黄昏・・・ 日暮れて猶、金枝の芳香漂ふの心地。 闇に沈むパナリガーデンには、ゴトビキさまが出現。 年に何度か、庭でお見かけする馴染みの方で御座ゐます。 満月はまだだけ…

金枝の秘密

イタリアのネミの村には、ネミの湖と呼ばれる聖なる湖と、切り立った崖の真下にあるアリキアの木立とよばれる聖なる木立があり、木立には聖なる樹(ヤドリギ)が生えていた。この樹の枝(金枝)は誰も折ってはならないとされていたが、例外的に逃亡奴隷だけ…