correct collector and connector

日曜の昼下がり、TVで能狂言を鑑賞。
演目は能「夜討曾我 十番斬」(観世流)と狂言六地蔵」(和泉流)だが、能にも曾我兄弟ものがあるとは知らなんだ。
「夜討曾我」前半の問答と後半の勇壮な太刀廻り、其の対照の妙。疑ふことなく歌舞伎の影響、てうか歌舞伎そのもののやうな大立ち回りが展開し、いつもの能舞台とは違った空間に。
こんな動的な能、知らなんだ。
これが「能動」なのかしらむ?
方や「六地蔵」、やはりこれはこのあたりに住まひ致す者にて候はば、徹底的に田舎者を小馬鹿にした内容が小気味よい。滑稽な仕草と滑舌の良い科白。そしていつものやうにはやるまいぞやるまいぞ・・・
  
其ノ後は無謀果敢にも、所蔵するCDと一部蔵書の整理を開始。
こちらは深夜に至りクサメ止めにて候。
   
 
   
   
   

   
ウイグル暴動】トルコ政府、カーディル議長の入国許可へ
産経ニュース 2009.7.13 01:43

 【ワシントン=山本秀也中国当局からウイグル暴動の「扇動役」と非難される在外組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長(米国在住)に対し、トルコ政府が査証(ビザ)発給方針を決めた。中国への配慮から、トルコはこれまで同議長の入国を拒否してきた。

 カーディル氏の関係者によると、トルコを訪れた場合、首都アンカライスタンブールを訪れ、2万人以上に及ぶ同国在住の亡命ウイグル人との団結を図る見通しだ。この関係者は11日、産経新聞に対し、「具体的な訪問準備はこれからだが、エルドアン同国首相の方針表明を高く評価している」と語った。

 今回のウイグル暴動を受けて、エルドアン首相は10日、「大量虐殺(ジェノサイド)のようだ」と批判。中国の少数民族政策についても、「(漢民族への)同化策はよい結果にならない」と述べるなど、ウイグル人への支援姿勢を示した。

 また、トルコ政府も、ウイグル暴動を国連で討議するよう求めた。中国政府がこれに反発すると、トルコ外務省は声明で、「中国の内政に干渉する考えはない」と述る一方、ウイグル人こそが「トルコと中国の架け橋だ」として、弾圧の停止を重ねて要求した。

 ウイグル人など、中央アジアのトルコ系諸民族にとり、民族・言語的にきわめて近いトルコは、重要な地位を占める。中国からの分離・独立を求める亡命ウイグル人が、新疆ウイグル自治区を「東トルキスタン」と呼ぶのもこのためだ。

   

   
   

   
嗚呼、小さきものどもよ!