採取

青々しくも瑞々し

青梅の 鈴生るころに なりにけり
           
友人夫妻のお誘ひを受け、今天は青梅狩りに参上する。
大気中に多少湿気が増加してゐるらしく、道行きの彼方の山もけぶり、太平洋の沖もけぶり、青空も曇り硝子の向かふ側。
ドルメンクラスの Megalith(巨石)居並ぶ庭園の隣、これまた広々とした畑地の一角に二本の梅の木があって、立派な青梅が鈴生り状態。同じ並びに柿の木なども植ゑられてあり、若葉がもりもりと茂ってゐたが、幸ひ恐ろしいオコゼ虫は棲息して居ないやうなので、安心して枝の茂みに潜り込んで実を取る。
途中、小さなアシナガバチの巣が発見されたもののISKW氏に因って難無く除去され、採取を継続。結局半時間ほどで仰山の青梅を採取出来、恐らく此の時点での重量は3キロ以上になるものと思はれる。
ついでに庭木として植ゑられた枝垂れ梅の実も採取し、これで総重量は4キロ近くになったであらう。ご夫妻の御厚意で、今回採取分は全て我輩が御頂戴と相成りまして、誠に有り難きこと。
今年は梅シロップのみの仕込みを予定してゐたが、予想を遙かに(春果に?)上回る収穫量にて、急遽梅酒も一瓶漬けることに決定。早急に仕込み用のガラス瓶を調達せねばなるまいぞなるまいぞ・・・<(_ _)>感謝