何様ぞ

お天道様も知らぬ事とは・・・

げんげ 田に群れ 菜花 地に満ち 天 其の色を映す
(−_−)
此処に来てイランを巡る状況が一気にキナ臭くなりつつある。核保有大国がこぞってイランの核保有に反対の意を表明し、メリケン様に至っては「絶対に許されない事である」と対戦も辞さぬ勢ひだ。此の場に至ってもまだ、世界の警察であると自負してゐるところが、発狂した国家たる所以であらうが、ホントに困った事だ。彼らにはイスラムに対する尊敬の念の欠片も無く、基本的に原始的で好戦的な未開の国家群であると信じきってゐるのだから厄介だ。さすがに権威凋落中で支持率も急降下中である頭のおかしな大統領様にとっては、人気を少しでも回復する絶好のネタになりつつあるのが哀しいことだ。更に哀しいのは、我が祖国が独立国家とは到底思はれない消極的態度で、メリケン様を筆頭にした核保有大国にお供してゐる事だ。ペルシャとは友好的な立場にある日本国様が、何故独自の中道路線を邁進して行かないのか。大国の利害関係のみを中軸とした駆け引きとは無関係に、何故独自の和平案や仲介案を提示提案出来ないのか。如果もしメリケン様がイランの核関連施設攻撃てうことになれば、ペルシャ湾で御主人様の為に懸命に物資運搬や燃料の無料提供御奉仕中の我が国軍の立場は、如何なものになるのか。イランにしてみれば、友好国と信じて付き合って来た日本国様がだ、敵の大将様にせっせせっせと超絶なる思ひ遣りで物資燃料を補給し続ける現実が有る限り、蜜月をも瞬時に駆逐する対応をせざるを得ないのではないだらうか。トニモカクニモ、春宵一刻も早く狂気のメリケン様の支配を逃れ、独自独創的な外交路線を展開すべきことと・・・
(−_−)ムダかな・・・
今天は黄色く霞んだテダの下、午後から唐突に現場に出現するや否や、何かに取り憑かれたやうに激しく掘削を開始する。幻聴幻覚幻視の同時多発的多次元的多重人格の発露に因って、滝の如く汗滴らせて猫目狼狽、狂気の沙汰も金次第、時に倦んじたりけるにも非ざるを、発狂大国にも負けじと孤軍奮闘すること1時間強、今度は一転して細かな工作活動に場を移し、そして忽ちのうちに夕刻も値千金萬金丹、隣の客人が柿喰わうが逐電しやうが何しやうが知らぬ存ぜぬ関知せず、我が道を行く也。
(−_−)
菜花 畑に群れ げんげ 田を埋め 天 人心を惑はす