2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

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極めて些細なる書誌故事顛末

巨大書店へ。 電絡網で下調べをしておいたいくつかの書籍を実見せむと、巨大書店を渡り歩く。されどいざ書店に入城してしまうと、目的の本はさておき、店頭に積まれたさまざまな本世界を先づ、さんざん巡り歩き流浪を続けることになるてうことなど承知の上だ…

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これまたまた、「地霊」の領域問題になっちまいましたね。

つちいろのこと

土の不思議をつくづく思ふ。 どこまでも黒きものあれば、赤茶けたもの、青灰色、黄土色、白いものや灰色のもの。更にはその粒子組成の違ひから、粘土だのシルトだの、砂だの何だのと、其の組み合はせは無限に有る。 更に、それらを手で捏ねてさまざまな形状…

太陽柱 - Wikipedia

太陽柱

黄昏の彼方に巨大な太陽光の柱が立って、それはそれは美しくも儚くも、世界の終末を予感させるやうな、いつまでもいつまでも眺めて倦むこと無き情景との遭遇。 吹く風を心の友と 口笛に心まぎらはし 私がげんげ田を歩いてゐた十五の春は 煙のやうに、野羊の…

厄災の季節

考へ得るありとあらゆる災難が降り注ぐインドネシア。 大地震、大津波、火山噴火、疫病の流行、政変、自爆テロ、飛行機事故などなど。自然災害と人為災害が入り乱れ、次々と試練の如く襲ひかかる。 但し是は決して他人事などではなく、「明日は我が身」のヴ…

思念

今天是啓蟄。 昨天までの暖かさや何処へ。啓蟄に至りやうやう真冬の戻りたりける皮肉にも、木枯らしの吹きすさぶ上空へ。忽ちにして手先指先はかじかみ、足下は冷ゑ、目も眩み、しどろもどろ。花粉病も彼方に吹き飛んで、一気に感冒をも吸引せり。 (−_−)今…

管小姐のこと

風雲飛来し渦巻き往還し、そして嵐は過ぎ去りつつあり、夕暮れ時にやうやう青空の欠片を彼方に見、そして灰色雲のまにまに十六夜の月の姿。暖かな南の風と大陸の寒気が列島上で対峙して、大陸奥地に眠ってゐた冬の本領の一部を引き摺り下ろして来たのだ。 暖…

元宵満月

結局帰宅したのは午前2時半頃。 三椏の花が小さなぼんぼりのやうに、朧月夜の月明かりに照らされて幻想的に仄光る。風無く今は虫の声も無く、只々熟れた甘い花の香りが鼻腔をくすぐる。気が付けば月の光に照り映ゆ、いまひとつの白い花其処に有り。果たして…

Vフォー・ヴェンデッタ - Wikipedia

これら、思想や哲学の領域にまでも抵触するヴィジョンとしての映画作品がこの世界に放出されるてう現象をどのやうに解釈すべきか。地球の意思との関係性を探る前に、やはり自分の脳内を探査する必要が有るな、などと今更のやうにしみじみと。 こんな週末。ど…

マンデルブロ集合 - Wikipedia

ヴィジョンが意識を決定するのか、はたまた意識がヴィジョンを創り出すのかてう課題は一見すると「ニワトリと卵」問題と同類視されがちであらうが、其の実は相互依存であり相互補完であり、しかも自己完結しない二重の相似形で螺旋状に漸化するベクトルに因…

終末の風景

映画「 THE MATRIX REVOLUTIONS 」の冒頭、タイトルとヴィジョンが交錯する短いシーンに、フラクタル文様の一種であるであるマンデルブロ集合図形が鏡面反射的に処理されたイメージが一瞬登場する。 複素平面におけるマンデルブロ集合は黒い島状に表現される…

絵本徒然草

壷思ふのお年頃

現場工作者の朝は早い。 (−_−)? 今天は何故か5時過ぎに目覚めてしまったので、理由無き反抗と銘打って、至近の偉大な緑地公園まで自行車を駆ってひとっ走り。早朝にも拘らず走る者歩く者矢鱈と多し。犬連れて歩きたる者も多ければ、路傍に呆然漫然と佇む…

良く、眠るべし

就寝前には、カーテンを開けなければならない。 一見奇妙な行為のやうにも聞こへるだらうが、我輩の場合は必要な事だ。招待所の部屋は4畳半ほどの大きさで、その三分の一が低床ベットだの冷蔵庫だので占領されてゐるので、一見するとさほど広いやうには感じ…