朝日力

火の見櫓です

特別に朝が苦手なワケではないが、基本的には夜型てうこともあって、朝日を見ない日が続く時期も有る。
現在潜伏中の招待所はワンルームであるが、南に大きなバルコンが有ってほぼ全面が硝子になってゐるので、大いに朝日が差し込んで大変明るい。既に夜型を短期返上してゐる現状では、朝日と共に起床するのが常であるが、注意しなければならないのはカーテンだ。招待所に戻るのは夜であるので、既に部屋は冷ゑきってゐる。寒さは当然大窓からやってくるワケで、厚手の大カーテンを閉めることになる。寝床に入ってしまへばエアコンも切ってしまうし、部屋は自然に冷ゑて行く。そこでうっかり、厚手の大カーテンを閉めたまま眠ってしまへば、お池にはまってさあ大変。大カーテンの遮光性が高いため、朝日も強力に遮断され、すっかり夜が明けても部屋が薄暗い状況が出現するのだ。
厄介なことに周辺建築物の絶妙なる配置より、朝日は大いに差し込むものの、その間約半時間。1時間も経過してしまうと隣の高層建築の影に隠され、寧ろ光量は減少してしまうのだ。朝日と共に起床してゐる現状では、薄暗ければいつまでも永遠に眠ってしまう可能性が大であり、事実先週の週末には気付ゐた時には世間は午後になってゐたほどである。これは恐ろしいことで、現在進行中の工作現場に遅刻することなどは許されざることであるので、大注意が必要なのだ。
そんなに戦々恐々としてゐるなら、目覚まし時計を枕元に設置すればよいではないかと思ふだらうが、朝から奇怪なデジタル音で起こされるのは不快なので、設置していないのだ。
そろそろ「日が没するまで」眠りたい・・・
(-_-)

「朝」日記の奇跡

今宵の歯医者(第3回)、1450円分の何か。