ナノプローブ集合体との遭遇

木枯らしに舞ふトウカエデの葉

今天特筆すべきは、駅裏自転車置き場からの姑息なおばはんの逃亡ではなく、STAR TREK-β に於ける BORG CUBE との遭遇である。
目眩く食玩やフィギュアの世界はもはや無限の領域に侵出し、アニメキャラ・美少女キャラを筆頭に、考古文物やミニミニジオラマ宇宙生物、神秘現象、怪獣、妖怪、恐竜、もののけ、動物、昆虫などなどなどなど、取り扱ふ対象は想像以上に広範だ。こと、STAR TREK宇宙領域に限定しても、既に登場する各種宇宙戦艦フィギュアは日本製だけでも数種類出ており、本場メリケンものを加へると相当な数になるはずだ。
フルタが何故か今頃発売してゐるSTAR TREK-α・βが取り扱ふキャラクターは"STAR TREK"(宇宙大作戦)"THE NEXT GENERATION"(ネクストジェネレーション)、"VOYAGER"(ヴォイジャー)、"DEEP SPACE NINE"(ディープ・スペース・ナイン)の4シリーズだが、少なくともβの範疇5種類(1,U.S.S. ENTERPRISE NCC-1701 2,U.S.S. PASTEUR NCC-58925 3,U.S.S. RIO GRANDE NCC-72452 4,KAZON RAIDER 5,BORG CUBE)の中で我輩が一番欲しかったのは、意外にも1ではなく5のボーグ・キューブだったのだ。
今天は朋友夫妻と、猥雑巷間亜細亜的迷路空間に変貌を遂げた巨大門前街方面へ。アーケードを外れた路地の奥深くや雑居ビルの上の方に、隠れ家の如きフィギュアショップは分布しており、そこには所謂オタク的風貌のどことなく生気の無い若者達やいい年したおっさん達がゾンビの如く目的のフィギュア探査の為に彷徨しており、コビトの姿など殆どない。結局約半日かけて6軒の店舗を巡礼したのだが、そのうちの1軒にて、ずらり居並ぶSTAR TREK-βの中から透視に因って1個を選定購入した結果がこれである。まさに、日々是精進、日常の激しい修行の成果が此処に極まったとでも言ふべき成果品が、このボーグ・キューブとの遭遇なのである。
予想に反してキューブは出来合ひの中実立方体ではなく、6面パーツの組み立て式の構造であった。その1辺は5センチ以上あって、これまた予想より大きくて精密で、たいへんよろしい。斯くなる上は、来年8月まで、毎月千人に当たるてうBORG CUBE + BORG SPHERE 電飾バージョン!!プレゼントキャンペーンに応募し、実物を入手することである。
(-_-)毎月千人?!
猶、同時蒐集収穫物は、オルメカの長頭人、縄文土偶俗称「便秘さん」、埃及的書記座像、イシュタールの女神像、ウルトラマン「沿岸警備命令」に登場した海獣ゲスラ、同「マックス号応答せよ」の反重力宇宙人ゴドラ星人、フラットウッズの宇宙人などであるが、ピポサル、ケムール人などは見当たらなかった。
今後は週末毎に門前街に繰り出して・・・
(-_-)剣呑

RAH(リアルアクションヒーローズ) ダダ(1/6スケール ABS&ATBC-PVC塗装済み可動フィギュア)


ダダをこねております