大人げないですよ

出来合いの惣菜を物色せむと、いつものローカル超級市場へ。
閉店まで１時間を切って、殆どの惣菜やお弁当には「半額」だの「100円引き」だの「３割引」だのてう黄色いシールが貼ってある。エクセルの取り扱ひや数字の計算は極めて苦手だが、ことこの手の割引に関してはどの割引シールがオトクになるのか、激しい修行によって一瞬に判断できるやうになってゐるのだ。
自行車で颯爽と店頭に乗り付け、脇目も振らずに店の奥へ。すると何やらお総菜コーナーの辺りが妙な雰囲気。店員らしき者数人と、卑しからぬ恰好の初老の男性が押し問答。それとなく伺ひ見れば、その男性がどれかのお総菜に貼られてゐた「半額」シールをこっそり剥がし、横のケースに鎮座してゐたうなぎの蒲焼き（２尾入り）に貼ってレジに持って行ったらしい。責任者風の店員が言ふには、この黄色いシールは閉店前の割引専用のものだし、今日はうなぎには貼っていないのでおかしいなどと説明してゐる様子。男も引き下がらず、「とにかく貼ってあったものはしかたない」だの何だの、なかなか認めやうとしていない。普段の状況から察するに、分は店側に有るものと思はれるが、この種の往生際の悪さは極めて見苦しいね。
我輩はしっかりと半額シールの貼られた幕の内べんたうと、ひじきの煮物などをご購入致しまして候。
(-_-)タメ息
このところ確実に疲労が蓄積しつつありますが、寒さは増すばかり。原稿も進んでいないし、資料整理も途上。今宵も亦、エンヤとサラ・ブライトマンの声に包まれて、夢の中へ・・・

Love Changes Everything: The Webber Collection 2