雪のまにまに

夜明け前、嵐の気配で目覚む。バルコンの窓を開けて見ると、風混じり霙混じりの風雲急を告げ、まだ昨日の雪の溶け遣らぬ路上に吹き溜まりゆくを見ゆ。
(-_-)結局二度寝
世間様が祝日である為か、今朝の路上は車の姿も無く、銀世界と相俟って不思議な静けさ。駐車場で雪に埋もれ、容易に発掘さへ出来なくなってしまった自行車を捨て置き、ひたすら雪中を歩き行くに、長い直線道路の行く先も振り返った後ろも、猫の子一匹ヒトも車も姿無く、恰も「２８日後」の冒頭の如き光景に我輩一人。常には静けさを破り疾走する新幹線も、今朝は音無く静かに走り行く。大地を覆った雪が世間の雑音を吸収し、普段は聞こへない「静寂音」を全面に押し出して来たのだ。
(-_-)耳峙てよ
今天は大いに雪を掻く。無駄と揶揄されやうともひたすら、雪を掻く。誰が南都硫黄とも？誰が何と謂はうとも、雪を掻く。もりもりどんどん雪を掻く。雪掻きは終はっても、工作は終はらない。終はらないどころか、始まらない。
(-_-)今夜もまた雪？
今宵は救援物資（第２弾）で頂戴した蜜柑をひたすら、むしゃむしゃむしゃむしゃと喰ふ。

結局最終回見逃しました。お正月に拡大版再放送有ると聞き及びしも、衛星放送にて見聞視聴も録画も出来ず。(T_T)