ニコニコポン!

手前はレタス畑です

我が邦の偉大な首相様の答弁に因れば、「サマワ周辺が非戦闘地域の要件を満たさなくなったとは考へていない」とのこと。
イラク陸上自衛隊宿営地内施設が、ロケット弾によって被弾したてう事件に関する質問に対する答へがこれだ。この先宿営地が如何なる攻撃を受けやうとも、自衛隊員が戦闘で負傷しやうとも、サマワは永遠に安全地帯であり続けるのだらう。ニコニコして「安全ですよ、此処は」などと言ひ乍ら、銃弾に倒れて行くのだらう。そんなにメリケン様にお仕へすることが、国の存続にとって重要なことなのだらうか。それほどどれほど、メリケン様は我が国にどのやうな恩恵を与へてくださってゐるのだらうかしらむ。我輩の嫌米家的要素をどっかに置いておくとしても、これは素朴かつ根源的な問ひだ。
狂気の国の大統領選挙。あの騒々しくバカらしひ政党集会の映像を見よ。候補者が何か一文唱へる毎に、会場総員プラカードなどを振り回して雄叫びを上げ総立ち。まさしく狂気の沙汰だ。そしてこれら大衆を扇動して発狂に至らしめてゐるのは、テレビを用ひて洗脳的説教を行ってゐる怪しげな耶蘇のバテレン達だてうのだ。とにかく、メリケン様の頭領が誰にならうとも、所詮ビリケン様にはかなはないワケだ。
不快な話題はさておき、快晴。文字通り見渡す空に雲一つ無く、吹く風も爽やかな秋の香気に満ち、方々に溜まってゐた水も引きつつある。今回の穴掘りは平面的で、地形の変遷や文化の古層を探る重要な工作。自分の足下に、いったい幾ばくの歴史の堆積が眠って居るのかてうことを、日常的にどれほど意識してゐるのかてうことが試されてゐるのだ。
一体誰が我輩を試してゐるのだらうかしらむ?
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