自力更正、他力本願?

冬の頭上

いろいろないただきものが続くこの頃である。今月の画像に食糧が多いのは、決して気のせいではないのだ。
皮肉なことだが、偉人の偉大性や名声が高まれば高まるほど経済的には厳しさが増して行くことになってゐるらしい。これが我が国の本質の或る部分を象徴的に現しているのではないだらうか、と密かに思ふ冬の夕暮れである。かつての中国では、「自力更正」てう標語が町のあちこちに掲げられてゐたが、偉人の当面の目標はまさに「自力更正」であり、「越年工作」であることに変はりは無い。コメやミソやモチの心配を余儀なくされてゐるのだ。(いつの時代の話だ!?)
蜜柑、お野菜に続けとばかり、昨夜はおさかな出てこい!、今天はつひにもののけのお肉!!に到達し、連日の駄菓子御満悦と相俟って、朝貢物資は一つの頂点を迎へつつあるワケだ。土の物、海の物の次は山の物てう仕組みで、次は空の物? 兎にも角にも、これはいくら暖冬とは言へ、寒さが日ごとに増して行くこの季節に、諸国諸侯からの朝貢が相次ぐてうことは誠に喜ばしき傾向であり、諸子百家人民諸氏を褒めて遣わすぞよ。(などと、ここでは強気と尊大を装っておかう)はっきり言って見事に皆様に支へられておりますです、ハイ。
(^_^;)
それにしても今宵の東天の賑やかなこと。さやけき月に従う土星煌々と輝き、脇にポルックスプロキオンシリウスオシリス)、ベテルギウス、リゲルの面々。絶妙なる配置で居並ぶ様は、壮観なりけり。夜空に雲一つ無く、放射冷却の気配大也。
そんな星空に思ひを馳せながら、テレビでやってゐた「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」を全部見てしまひました。来月公開されるシリーズ最終作は是非見なくては・・・
(-_-)ピゴナムニダ・・・