参考website、低温殺菌牛乳についてわかりやすく解説されたサイトはこちら  http://www.geocities.jp/ao_beko/doc/milk.html

【基本解説】 高温殺菌は、135度から150度で0,5秒〜4秒間加熱しようと言うものです。今皆さんの家の冷蔵庫にある牛乳のパックなどを見てください。おそらく【殺菌:130℃ 2秒間】などと書かれていると思います。わが国で市販されている牛乳は、ほとんどがこの殺菌法によって処理されています。この方法を取ると短時間に大量の牛乳を殺菌することが可能になります。しかし、これでは、牛乳に含まれる各種病原菌は殺せるのですが、同時に有益な菌もすべて死んでしまうことになります。更に、この高温殺菌処理によって、牛乳の成分のタンパク質やカルシウムが変化してしまい体がそれらを吸収しにくくなると言われ、またビタミンも壊れてしまいます。そして、発ガン物質 過酸化水素も発生してしまうことが確認されています。それは、高温によって過酸化水素を分解する酵素が壊されてしまうからです。低温殺菌の方は有害な細菌だけを穀して、乳酸菌のような有益な菌は残そうというもので、63度から65度で30分間加熱するもの、あるいは72度で15秒間加熱するものなどがあります。この殺菌の方法は、フランスの細菌学者パストゥールの名前からパスチャライズと呼ばれていますが、これは現在欧米などで牛乳の殺菌法として広く採用されています。