黒きものどもよ!

艶やかで香り高し

上白米をいただいたので、久しぶりに白い飯を食べる日々。
今夜は中国で仕入れて来た、山東産の黒米を加へ、炊いてみた。白米2合に対して、黒米半合の割合で。
そして炊きあがりは予想通り、炊飯器の中身全体が紫がかった黒色に大変化。是を美味しさうと見るか不味さうと見るかは人それぞれだらうな。
世間ではイカスミを練り込んだパスタだのイカスミのピラフなどといった真っ黒い料理や食品もしばしば見かける時代になったことだし、只の豚より黒豚がワケも無く珍重されている風潮だから(肉が黒いワケではないよね)、こんな黒いご飯だって既に馴染んでゐる人々も多いに相違無い?! さう言へば、黒豆だの黒酢なども流行ってゐたっけ。
ところでこのアントシアニンの発色面妖なる黒米混合ごはん、香りも強く、味もよろしくそれでいて歯応へも良い、てう感じのしろもので御座ゐましたよ。

伊是名産 黒米  赤米・紫黒米・香り米―「古代米」の品種・栽培・加工・利用 (新特産シリーズ)