拭へども 暑気払はれずに ばけらった

舊暦七月二十日の熱暴走

陽水の言ふ「風薊」ではなく濱薊(ハマアザミ)
 

濱萱草(ハマカンゾウ)の花
 

劇的で景勝地らしい風景
 

荒磯の風情
 

波濤が砕け逆巻く
 

誰かが寝てゐる
 

潮の飛沫が吹き上げられて来るが颱風本體は300キロ先
 

砂礫の自然補給無くして砂濱を護ることなど出来るはずがない
 

颱風に由来するうねりが無限に押し寄せてゐる
 

平日てうに戀路ヶ濱の駐車場は満杯の様子
 

元が南方から回り込んだ北西風なので、白浪は少ない。
それにしても海岸に来てもちっとも涼しくないがね。(>_<)
 

鳥羽からのフェリーは運航中。灣口部はうねりが入って来るので船は可成り横揺れしとると思ふ。
 

早晩自轉車道は崩落することだらう。
 

崖面への吹付工事が行はれて何年経ってゐるのだらうか。剥落が目立ち、そろそろ限界の様子。
 

磯だけど山葡萄と思ふ
 

羽根の形状がしなやかで鋭い
 

我が物顔とはこのこと
 

茄子玉権現
 

飛行機の機體を染める夕焼け
 

飛翔する夕焼け雲
 

鳳凰の氣配すら有る
 

確かにゴジラの表皮っぽいマチエールだ(逆だ)
 

焼き茄子で體熱を取るのだ
 

最後に味噌を投入したら見た目真っ黒けになってまった。(豚肉+玉葱+苦瓜+ニンニクを胡麻油で炒め、赤味噌で仕上げたもの。)見た目は悪いが味は100点!
 
それにしても今天の気候は湿度と高温が相俟って猖獗を極め、扇風機を強にしても涼しさを全く感じぬほど。即ち、たっぷり湿気を孕んだ熱風を掻き回してゐるだけで、既に蓄熱された室内では効果の程も知れるてう状況。悪戯に水浴びするのも一興だらうが、涼しさが継続するわけでは無さそうなのでヤメた。
観測データに因れば今朝の最低氣温は明け方5時の27.6度で、日中の最高氣温は午後4時の34.7度。
振れ幅が小さい上に平均湿度が85%以上てう異常な状況は、単に複数の颱風に因る相乗効果だけとは言ひ難く、今後は益々日本列島は高温化して行くのだらう。
ところで4年後の東京オリンピックは此の時期開催予定とのことだが、大丈夫かしら。(-。-;)
 
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【おまけ】
スーパーコンピュータによる風のシミュレーション畫像
颱風が仰山居るもんでゴッホの作品みたいになってまっとるがね!