復活と再生と循環の開始


     
今天も朝から薄暗く、当地はほぼ終日小雨。
見てゐると、止む様子も有るやうな無いやうな、実に曖昧模糊とした天候で、はっきりしない。おや、止んだのかしらむと外に出てみると、実は霧雨にけぶってゐるだけのことで、庭の草木もしっかり湿ってゐた。
さて、やうやう偉人の短期的な動向に方向性がもたらされつつあるやうだが、余り悠長に構へてゐることは出来なささうだ。
以前に多少奇特な縁の有った山中への進出てうことになるが、果たしてだうなりますやら。
しかし、副産物的に久々利の謎解きには便利な環境になりさうだから、其の点は楽しみでもある。
  
 
下午、ちょっと早めに出て、先づは宮西遺跡に行く手前の長代向山遺跡へ。
昨天の一報では落とし穴らしき遺構の発見てうことであったが、形状からしてちょっと違ふかな。
勿論、此の丘陵裾部段丘面や周辺斜面に早期の遺構が展開してくれれば、至近の距離にある雁合遺跡との関連を語ることが出来て面白いのだが・・・
   

   
   
  
やはり宮西遺跡周辺は降雨も無かったやうで、曇り空の下、調査は進められてゐた。
最南端の調査区である1区でも、ほぼ全面に遺物包含層である砂礫層が露出し、早速石器も何点か発見されてゐる。此処の砂礫は恰も波打ち際の浜堤の如く、粒の揃った細かめの礫で構成されてゐる。また、その砂礫部分を取り囲むやうに、シルト層が検出されており、両者の堆積関係が興味深い。
一方最北端の調査区では分厚いシルト層の掘り抜きがほぼ終了し、其の下に存在する砂礫層からは湧水がみられた。
長引ゐた梅雨の影響で、此の夏は地下水位がかなり高いままで推移してゐるやうだ。
   

 

 

 

 

 

   
   
 
ところで、一旦殲滅し減衰し切ったとばかり思ってゐた「18」が、梅雨空の復活と共に再び押し寄せつつある。
お昼頃届いた1通のハガキ。
■停電のお願ひ■ 8月18日
   

   
ちょっと気になって調べてみると、裏の婆さんの家や隣の温室農家の方は停電しないやうなので、我が陋屋だけの様子。
為什麼?
次に、先日の健康診断(受付番号18番)の結果をもとに、近くの医院で健康指導が無料で受けられるてうことで申し込んでおいたのだが、電話連絡があってそれが同じく18日。
更に、メールに添付されて送られてきた書類が18枚。
それと、これらとは全く別のアングラ分野から、先日の衝撃的な18との脈絡濃厚な18の存在が知らされて来たが、詳細は此処では触れないでおかう。
ちょっと気を抜いてゐた隙に、此の「18」の集中の再開。油断してゐてはいけないのだ。