節目勝ち?

和柄うつくし

いろいろな節目が重なって、ものごとが一旦収束しやうとしてゐる気配。
これらが月の満ち欠けに関係したものなのか、はたまた惑星直列が遠因なのか、それとも季節の変はり目と情緒の脱皮が同期しただけのことなのかは不明。
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肌寒さは去りつつあり、同時に再び、南洋の瘴気を孕んだ湿潤な空気が入り込まうとしてゐるが、以前の勢ひは無いやうだ。
そろそろ、庭のミニトマトは結果の頂点は越ゑた様子で、まだまだたくさんの赤い実が鈴生りに生ってゐるのだけれど、熟すと同時に実が割れて仕舞ふ。日が照っても割れて仕舞ふし、小雨が降っても割れて仕舞ふ。木の旺盛なる寿命が後期にさしかかって、そしてじきに、実が青いまま緑色のまま、落ちていって仕舞ふのだらう。
其れが秋てうものだらうし、其れが自然の営みてうものだ。
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地元に密着した夜間の秘密工作を始めて早くも4ヶ月が経過したが、基本的にシフトは2名1組であって、お相手は行く先々で他の5名様と入れ替はり立ち替はり。
なにせ我輩以外は全て、地元に密着した原住民様であることもあって、干支が一回りしても猶世間様の代表に鎮座まします我輩にとっては、毎回新たな伝聞が有るワケで、それはそれなりに楽しいことでもある。
今夜はいつも世話を焼いて下さるおばさま二人組様から、きれいなきれいな手拭ひを二本も頂戴せる。聞けば、我輩が常に数本の手拭ひを持ち歩きたるを見たりけるが故、また、屋外現場工作の折には常に頭の鉢巻きとして手拭ひを用ひたりけるを知りたるが故、お二人でご相談の上、和柄手拭ひを聖誕贈品と決定されたとのこと。
さう言へば以前には、HNI嬢からは鉄腕アトム柄の手拭ひ(頭に巻いて外出する度に何処で買っただの譲ってくれだの、いまだに大人気)や日向高千穂の夜神楽の五行切り紙えりもの集の手拭ひを頂戴しましたが、伝統柄の現代的配置設計手法も日本人らしい発想で、楽しいものだね。
               
とまれ、コレは誠に有り難きことと、早速使はせていただくべしとは思へども、1本は茶色の小柄な唐草文様で問題無けれども、まう1本は赤々としたべこ犬の柄のものにて、さて、如何様に使ひざむめるらむよ、よや。<(_ _)> 多謝感謝
           
            

庭に出てみれば、足下に瑠璃色蜆蝶が無数に飛び回り・・・