解決方法の選択

電車でGo!

今天は大名古屋方面、浮神ネット主催の「考古学ソリューションfile.6」へ。
考古学デジタルワークフローのプレゼンテーション。考古学 web アーカイヴシステム「Grigfolder」の実演解説。「遺構アイコン」化計画の中間発表。考古学立ち会い・試掘支援システム「UKANOSHIN」の実験的プレゼンテーション。
デジタルワークフローから派生した遺構アイコンのプリントアウトを、ひじょうにアナログ的に和気藹々とセロテープでボードに貼る作業が微笑ましい。
システムとしての「Grigfolder」は、確かに「Gridlink」の発展形態であり、新たに付加された機能も素晴らしい。しかし此の「Grigfolder」自体も目指すワークフローの一過渡形態にしか過ぎず、Wiki的に利用者と計画者の集合知によって進化していくべきものであるということを強く感じた。
幸ひ、遺跡に於けるさまざまな情報を成果品と言ふかたちで提供する側から調査に参加することができた幸せを改めて感じるが、浮神博士と雀女史の阿吽の呼吸と、プログラム実践者(利用者)の呼応がプログラムを進化させていく原動力であることは確かなことだ。
また、さまざまな付加機能に満ちた「UKANOSHIN」システムは今後、あらゆる立ち会い場面で有効に作用するであらう予感がある。
とまれ、ルーセントタワー16Fからのパノラマは素晴らしく、鉄路の盛んな往来や人々の気忙しい動きを鳥瞰しながら、遅遅として進まない考古学分野の化石的思考(指向)に業を煮やしながら、せめて志を同じくする者だけでも団結して未来志向で道程を切り拓かうとの意識を強くした。
(-_-)
                       
実は此のやうな高層建築物に登らなくとも、本来人間には地平線の彼方を展望する能力が備はってゐるもので、想像力や幻視力を用ひればいともたやすく全方位のベクトルは展開可能なはずなのだが・・・
とまれ、変化を望まず、現状にしがみつゐて日々を過ごすことは、確かに楽だらうね。でもそれは懈怠なる気楽さであって、寧ろ愚かなことでさへあるてうことを、そろそろ自覚すべきかもしれませんね。
(-_-)
                    
 

 
                         
 
                   

創造力を刺激する、解決方法へのプロムナード。しかし宿命とは言へ、偉大な開拓者たちは常に孤独だ。
(ー∧ー)
                              
                        
                      

さて、普通なら友人たちと談笑後、いくつかの電光石火をこなして帰路に就くのであるが、今晩は地球人宅に御世話にならむと電車とバス(コミュニティーバスなので無料!)を乗り継ぎ大岐阜方面へ。
母子さまがたの恒例の避暑帰国で、つかの間の静けさを取り戻した住宅は風通しも宜しく、何もなかった庭には緑があふれ、様々な花々や野菜や樹木や、無数のウリハムシや蚊虫や、お犬さまや猫さまも風景の一部に溶け込んで見事な様子。
この舞台裏には地球人本人の絶大な努力(例へば環濠の掘削や土塁の盛り上げ、更にはゲジゲジムシやアシナガバチの退治や雑草との戦ひなどなど)があるのだらうが、実際毎朝無限に収穫されるキュウリだのトマトだのが目に見ゑるかたちで恩恵をもたらし、更には此の庭の風景には普段コビトたちの笑ひ声や悲鳴が響き渡ってゐるのだらうから、まさに偉大な生態系を形成してゐるワケですね。
ホント、感心感服いたしまして候。<(_ _)>
                   
ところで晩餉で御座ゐますが、先日東北帰りのセニョール・ムーチョから献上されたみちのく三麺詰合はせを持参し、広々とした台所で調理させていただく。盛岡風ビビン・ネンミョンの腰のある独特な麺を大いに茹で、地球人菜園で収穫された色とりどりの野菜をこれでもかとふんだんに盛り込んで、大いに喰ふ。
ハーゲンダッツも喰ふ。勿論ガリガリ君も喰ふ。ミニストップは近いけど、さすがにハロハロはお預け・・・
(-_-;)

                          
 
(左)今、近隣で話題沸騰の高密度地球人菜園 (右)PANALI式ビビン・ネンミョン(大盛り)
                                            
 
腹が冷ゑやうが喰ひ合はせであらうが関係ない! 冷菓どんどん喰ふべし!!