暑気

トウモロコシ?唐黍?

連日の大猛暑で、大名古屋だの大岐阜だのは35度以上でうだるやうな暑さ。
35度を越ゑれば40度でも45度でも同じやうなものではないかと思ふのには理由があって、嘗てトルファンでの47度を体験した我輩にとってみれば、27度でも暑い人は暑いのであって、対極の例で言へば、気温が15度以下になると香港人の約五分の一が死に絶ゑて仕舞ふやうに、日本人にとっては快適な気温であっても彼らにとってみれば大寒波に感じられるのかもしれないし、だからといって冷房の温度設定を28度にしておけば全て問題は解決するのかと言へばさうではないし、そもそも空調などに頼らずに団扇か扇風機で我慢せよと言はれれば我慢せぬこともないが、さすがに蚊帳を吊って仕舞ふとなかなか風も通らず、団扇を手にして寝床に入ることは入るのだけれど、矢張り暑い夜はどんなにごろごろ寝返り打っても暑いのだし、いくら熱帯夜であったとしても、都会でのそれとは違ひ、さすがに此の半島の先端では、偉大な海洋の御陰様で大都市より2度3度ほど気温が低く有り難いのだけれども、なんだかんだとつべこべご託を並べてゐても、結局暑いものは暑い。
(-_-)
                      
空調のありがたさは今更言ふまでもないが、真夏の香港や中国大陸の三大竈(南京・武漢重慶)などでは「冷気開放」と称して恐ろしい勢ひで冷房がかけられており、開かれた商店のドアからドライアイスから発生する雲のやうなものが物凄い勢ひで吹き出してゐる風景をしばしばみかけるのだが、「中庸」の存在しない此の国では屋外は灼熱地獄、屋内は冷凍地獄てうケースがよくあるのだ。
聞けば今回の北京五輪の報道中心なども此の例に漏れず、建物の中で働く人々は全員極地用のダウンジャケットなどを着用してゐるさうだが、此の世には「ゼロ」と「万」しか存在しない独自のデジタル世界観は、「有」と「没有」を連続させて疑問文を形成していく言語構造にも明らかなのである。
(-_-)
                         
 
今天は枝豆を収穫、小粒だけど香ばしく美味しう御座ゐました。糸瓜ナーベラーに見立てて炒めものにせむ。
                  
 
朝顔の儚き美しさが好きです。
                       
                             

                         
                  
                     
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 【受難と祈りー、チベットを知るための夏】
       ★【満月ばあさんと子供たち】★
       http://tibet-free-tibet.com/

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 期間:前期2008年7月22日(火)〜8月10日(日)
    後期2008年8月19日(火)〜8月24日(日)
    火〜土曜11:30〜23:00/日曜〜18:00/月曜休
    展示会場は入場無料
 料金:映画&トーク各回 1200円/3回券 3000円
    フリーパス券 5000円
  ワイングラス注意ワイングラスオープニング&クロージングセレモニーは
    フリードリンク付きのライブを予定しているため
    それぞれ別料金となります。

☆イベントスケジュール
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=31033282&comm_id=3331734
トーク出演者
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32417545&comm_id=3331734

 会場:space&cafe ポレポレ坐
    (東中野駅 JR西口or大江戸線A1出口 徒歩1分)
   Tel:03-3227-1405/mail:polepole@mac.email.ne.jp

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 私たちはチベットのことをほとんど知りません。

 どのような歴史と文化、信仰を持っているのか?
 どのようにダライ・ラマ法王を思慕しているのか?
 北京オリンピック年にチベットで起きたことの真実は何なのか?
 中国政府の言うように本当に分離独立を求めているのか?
 なぜ危険を顧みずヒマラヤを越え、亡命して来るのか?
 チベットの人々はどんな夢を持ち、どのような言葉で愛を語り、
 何を食べ、どんなお茶を飲み、どんなお酒を飲んでいるのか?
 チベットの人々はどんな時に腹を抱えて笑い、
 悲しみに沈む友達をどんな言葉で慰めるのか?
 チベットの人々の受難と祈りを、私たちは共有できるのか?

 私たちはチベットのことを知りたいと思います。

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 このイベントでは、
 できるだけ多様なチベットの実像に触れたいと思っています。
 亡命してきたばかりのチベットの子供たちの絵や写真の展示、
 ドキュメンタリー映画上映、チベット音楽演奏会、トーク etc.

 NGO『ルンタ・プロジェクト』 http://www.lung-ta.org/
 を立ち上げ、北インドダラムサラで、亡命したチベット人難民
 のために様々な支援活動をしている人たちがいます。
 そのルンタ・プロジェクトの全面的な協力のもと、チベットにつ
 いて詳しい人、ほとんどシロートの人、ただ出来る限りお手伝い
 したい人など、総てボランティアスタッフによる企画進行となり
 ます。会場は東中野ポレポレ坐の全面協力により実現しました。
                       
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 ☆展示(入場無料)
  ● 亡命政権の子供たちの描いた絵画
  ● チベットチベットの人々を撮った写真
   写真=野田雅也、森幹代 ほか
  ● モニター映像上映

 ☆映画スクリーン上映
 (1回券 1200円/3回券 3000円/フリーパス 5000円)
  ● 『モゥモ チェンガ』岩佐寿弥 監督
  ● 『チベット2002』岩佐寿弥 監督
  ● 『チベット チベットキム・スンヨン 監督
  ● 『ヒマラヤを越える子供たち』 Maria Blumencron 監督
  ● 『ダラムサラ秘蔵映像』全6本

 ☆トーク(金&土&日曜の映画上映後)
  ● 映画『モゥモ チェンガ』『チベット2002』岩佐寿弥さん
  ● 書籍『チベットドルマたち』岩佐靄子さん
  ● 岩佐監督映画の撮影カメラマン 田宮健彦 さん
  ● 映画『チベット チベット』キム スンヨンさん
  ● 書籍『風の馬 ルンタ』『バター茶をどうぞ』渡辺一枝さん
  ● 書籍『チベット研究文献目録』『風の記憶』貞兼綾子さん
  ●『ルンタ プロジェクト』代表 中原一博さん
  ●『チベット子ども村』 日本唯一の卒業生 カックン
  ●『I LOVE TIBET!』『チベット式』運営 長田幸康さん
  ● Coyoteチベタンオリンピック観戦記』画家 下田昌克さん
  ●『ダライ ラマ法王日本代表部事務所』代表 ラクパ ツォコさん
  ● 在日チベット人女性 ドルマ ツェリンさん
  …その他飛び入りゲストあり!

 ☆チベット音楽ライブ 2000円/2500円(フリードリンク)
  ● チベットの歌と民族楽器演奏
   川辺ゆか チベット音楽コンサート
 ☆講演会 1500円
  ● 訳書『チベッタン ヒーリング』梅野泉さんによる
  『ダライ ラマ6世の恋愛詩〜その謎を巡って』

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 企画=「チベットを知るための夏」実行委員会
 協力= ポレポレタイムス社
     ルンタ・プロジェクト(ダラムサラ+日本)
     (株)自由工房
     Ragos
     ランゼン・チーム
     チベットサポートグループ KIKU
     ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
     多くのサポーターの皆さん

 当然ですが、このイベントによる経費を除いた収益はすべて
 ルンタ・プロジェクトにより難民支援のために寄付されます。
                  
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