歴史の断面

朝から強めの東風が吹き続け、昼前には大粒の雨が降り始めた。
雁合遺跡に於ける最後の足掻き。
大セクションのベルト部を、とりわけ周辺に遺物の集中した部分を中心に掘削する。大いにツルハシや撥鍬などぶむぶむと振り回し、表土や耕作土を除去すると、忽ち赤味の強い暗褐色の遺物包含層が出現する。上下左右いずれの土層と比べても、赤味が強い。遺跡の南側に立ち塞がる山の、採土跡の崖にも赤土が見られるが、それらが遺跡を覆ふ土層の供給源であり続けたのなら、もっと全面に赤土が分布してゐてもよいはずだ。しかし、雁合地内でも此の赤土の分布する範囲には限りが有って、それが当時の地形の微妙な起伏を反映した結果であるのか、はたまた偶々東壁に題したものかは不明。果たして、火山灰の包含影響は有るや無しや？
出土する遺物はやはり石鏃が多く、炉穴や集石土坑を中心にした遺構群との密接な関係が想像される。住居址の存在する可能性が希薄な状況を、間接的に説明しうるか？
土器片（と思しきもの）も時折見かけるのですよ、でもいずれの破片も保存が悪く、また土壌化著しく、洗ふことすら憚られるものばかり。そんなものどもの中にも強者が居って、八千年近くも文様の残片を其の器面に残すものも有るが、希だ。
其ノ後の精査の結果、X13袋状集石土坑の周辺には数カ所、埋土に赤土や小礫を混ずる不整形の土坑があるやうで、押型文土器や剥片類を出土するも、住居址は検出されず。彼らはいったい何処に住んでゐた？
(-_-)？
　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

草創期っぽいですか？
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
歴史的傷口

蒙上眼晴，就以為看不見，掩上耳朶，就以為聴不到。
而真理在心中，創痛在胸口，還要忍多久？還要[シ冗]黙多久？
如果熱涙可以洗浄塵埃，如果熱血可以換来自由，
譲明天能記得今天的怒吼，譲世界都看到歴史的傷口。
蒙上眼晴，就以為看不見，掩上耳朶，就以為聴不到。
而真理在心中，創痛在胸口，還要忍多久？還要[シ冗]黙多久？
如果熱涙可以洗浄塵埃，如果熱血可以換来自由，
譲明天能記得今天的怒吼，譲世界都看到歴史的傷口。
[口阿]......[口阿]......
＊蒙上眼晴，就以為看不見，掩上耳朶，就以為聴不到。
　而真理在心中，創痛在胸口，還要忍多久？還要[シ冗]黙多久？
　如果熱涙可以洗浄塵埃，如果熱血可以換来自由，
　譲明天能記得今天的怒吼，譲世界都看到歴史的傷口。
　[口阿]......[口阿]......[口阿]......[口阿]......
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
(-_-)
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
アーサー・C・クラーク氏、鬼籍に入る。（今頃木星に着いた？）
地球はまだまだ、幼年期真っ盛り。そしてそのまま、成熟を通り越して老衰し、宇宙的な淘汰の混沌に飲み込まれていく・・・
われわれがスター・チャイルドとして転生する日はいつのことか。。。
　　　　　　　　　　　　　　

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

　　　　　　　　　　　　
(-_-)合掌
　　　　　　　　　　　　　

スタンリー・キューブリックに捧ぐ?また会いましょう

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
(-_-)