陰謀と焼きネギの関係

存在感あふるる此の姿を見よ!

X-FILES を見てゐると、此の地球上で自分を取り巻くありとあらゆる現象や状況が全て宇宙人に絡んだ壮大な陰謀の一端であると思はれてくるが、「24」シリーズを見てゐると、米国政府の中枢は常に複数の危機に曝されており(其れは事実だらう)、敵は常に身近に居り(此もまた事実)大統領でさへ其の例外ではないことや、我々の想像以上にメリケン国とは歪んだ正義と奇妙な愛国心によって形状を保ってゐることをわかりやすく見せつけられることになる。
ダイ・ハードブルース・ウィリス以上に、ジャック・バウワー役のキーファー・サザーランドも激しく不死身だし、クロエ・オブライエン役のメアリー=リン・ライスカブ*1のガン見は相変はらず見事だし、そもそもチャールズ・ローガン大統領役のグレゴリー・イッツェンは「スター・トレック/ディープ・スペース・ナイン」('93〜'99)シリーズにも出演とあるが記憶には全く浮かんでこない。粘着質で無能で優柔不断な大統領様てう役柄を、これほど巧みに表現できたのは果たして演技なのだらうか? 
有能なふとっちょ電脳オタク風工作員エドガー・スタイルズ(ルイス・ロンバルディ)と、ロード・オブ・ザ・リングでは献身的にフロドを助けたサム役を演じてゐたショーン・アスティンもリン・マクギル指揮官として最後にはCTUに仕掛けられた神経ガスの餌食になったことは残念だったが、ロシア人テロリスト、ウラジミール・ビエルコ役の渋い英国人俳優ジュリアン・サンズは『裸のランチ』('91)以来の活躍振り。
兎に角、さほど熱心に見てゐるワケでは決してないが、話の行く末は世相と世界情勢を反映して興味津々。『インディペンデンス・デイ』同様、メリケン様の本質を知ることは此の時代を生きて行くための偉大な反面教師的指針として、此の先も当分見ていくことになりにけるかも。*2
それにしても、ジャック・バウワーとイナ・バウワーの関係は有るや無しや?
(―_―)
         
このたびは飛騨高山方面と群馬方面からの土産品、各種頂戴いたしまして有り難く候。<(_ _)>
とりわけ、下仁田ネギ*3のお姿は印象的で御座ゐまして、先に小量鍋に放り込み食しましたが、其のとろけるやうな甘みは印象的。調べましたところ、願はくば七輪炭火でそのまま炙り焼きまして、炭化した外皮を剥きそのままはふはふと喰ふべしと。幸ひ此の時期炭火は常時御座ゐます故、今宵は大いに炙り焼きまして、いただくことにいたしませう。
(-_-)
         

ケロロ軍曹 ケロロ24(にじゅうよん)

ケロロ軍曹 ケロロ24(にじゅうよん)

         
今宵満月、十一月も中日にて、薄雲の靄の彼方に巨大な月光輪を伴って皎々と、地上の人々に心の青さを知らしむるため、いつまでもいつまでも光り続けてゐる。
          
 炭火の準備よし!

*1:本職はコメディエンヌらしいが、見事な演技だ。

*2:現在メリケン本国ではシーズン7が放映中らしい。

*3:大仁田ネギてう名前でも覚へておりましたが、どっちが正式名称でせうか?