無理矢理

きちんと夕方咲くオシロイバナ

半ば無理矢理だが、7時半には起きた。
寝ぼけ眼でゴミ袋持ってふらふらと集積場まで行くと、燃えるゴミは明天だった。曜日の感覚がいまだ不安定だが、これは今に始まったことではないので単なる勘違ひだらう。(か?) 登校中のコビト達が、こっちを見てへらへらと笑ってゐる。こら、朝からおじさんを怒らせると、このゴミ置いたまま帰ってまたねむってしまふぞ!それでもいいのか?! なにかあったら君たちのせいだぞ!?
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ここで眠っては元の木阿弥なので、致し方なくゴミ袋を持ち帰り、むしゃむしゃと朝食を喰ひ、その勢ひで庭に繁茂した草引きに取りかかる。駐車スペースに押し寄せた一群はオシロイバナであるので、ぽきぽきと容易に抜けるし折れる。厄介なのは放っておいた葡萄の蔓や、至る所に文字通り「蔓延」するハスノハカヅラである。こいつはどんな草木にも絡み付き、なかなか切れにくいし葉も大振りなのでなかなか除去できないのだ。それに、カヅラばかりに気を取られてゐると、今度はジャージの足下にアレチヌスビトハギなどのひっつき虫がわんさと付着し、大変なことになる。確かに、虫喰ひの目立つ柿の葉の紅葉はキレイなのだけど、秋には秋の摂理が庭を支配してゐるのであって、本来人間様の介入する隙間などは無いはずなのだ。
(-_-)
       
今夜の夕食は豆腐1丁。それと、昨日買ってきたアジの干物。これが焼いてみると肉厚で脂がのって美味しくて美味しくて。サンマ無くとも秋の夜のささやかな贅沢のひとつで御座ゐますね。