巴里秋天

ギマール的曲線美

またみたびよたび、巴里の日々の再開。
キャセイ攻略に再び挑むものの、状況は昨天と同様もしくは更に悪化してゐる様子を聞くに及び、さすがにこれ以上のアプローチは諦める事にした。倫敦やダブリンに限らず、世界各地で中華世界の恩恵に浴してきた我輩だが、物事には当然裏と表があるのであって、今回は分類上中華的暗黒面だらうな。
要するに、此処欧州から香港へは勿論、各国の航空会社が路線を展開してゐるのだが、キャセイはその泰斗。欧州在住の華僑や中華人たちがこぞって利用する裏には、彼らに対してはさまざまな恩恵や特典が存在するからであらうが、そんな一隅に潜り込むにはかなりの予習や勉強が必要なのだ。何らかのコネクションがあればあったでそれに越した事はないが、同族に属さない我々には殆どそのやうなものはないワケで、致し方ないワケで。。。
聞けばウエイティングリストにも連日十数人から数十人の名前が登録されてゐるやうで、その大半は中華式の三文字名だらうから、そこに今更のやうに登録しても順番が回ってくる可能性など殆どないわけだ。今となっては24日のコンファームが出来ただけで喜ばなければならないのだらうが、知らぬとは恐ろしき事と改めて実感ゐたしまして候。
てうことで、結局コルチェスターでお世話になったKOZY et Carolたちは今天午後、大倫敦は大ヒースロー空港から日本に向かって飛行を開始しているのであって、一路平安であれよ。ちなみに彼らの帰国は27日あたりだらうから、辛ふじて我輩も彼らが日本に居る間に到着する事が出来るはず。(ですよね)