臨界近し

ライセンスではなく、パーミット

今天は地蔵盆だが、調べてみると同時に「聖バルトロマイの祝日」であり「ポンペイ最後の日(西暦79年)」であった。
それがどーしたといったものだが、世の中、無関係な事象は無限に有るが、其の実は地平の果てで繋がってゐたり、意外な人を介して関係が深かったりするものだ。今天もまた、意外な人が予想外の人を介して身近な人の親友であったことが発覚したり、そのまた旅先で別々に出会った人が、其ノ後数年を経て結婚してゐることがわかったりと、世界は広いやうで狭いやうで、しかし広いものだ。
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今更のやうに朝も早よから、今朝はまんだ雨の余韻があって心地よき気温であったのだが、あちこちに手紙したためたり、書籍送ってみたり、小包発送してみたりと落ち着き無く、結局夕方までに三度も近くの特定郵便局に出入りすることに相成りまして候。普段から記念切手のストックは十分あるので、適当に見繕って貼っておくのだが、概ね不足分が発生するので局員様の計算がややこしいことになるワケで、ご勘弁くださいまし。
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今宵が其の、所謂「前日前夜」だ。
案の定、整理してあるはずの荷物も再確認のために一旦全部リュックから出してしまったばかりに、何が何かよくわからんくなって仕舞ひ、だから言わんこっちゃーない。是を明日の夜明けまでに、いったい誰がどーしてくれやうか。往生際の悪さも、偉人の特徴にて・・・
(ー∧ー)自業自得の極み!
                       
夜になって方々から次々に到着するメールの処理をしつつ、電話も2本3本と続き、近年希な様相に。そのうち香港から jazz-ramen 氏の電話も無事受信出来、帰路の楽しみが一つ増ゑたワケで、97年の香港主権恢復以来の積もりに積もった話しもさることながら、我輩の全ての香港朋友たちにも連絡取りたいのはやまやまなれど、Jenifer ともお話できたし、Wicky の消息や Romeo のこととか、はたまた陳・許聯婚カップルの消息等々、予定してゐる数日間の滞在で可能な限りの電光石火之術を要されることは必至のこととなった。昨夏は西藏のことでせいいっぱいで、結局誰とも会へなかったからね。
ただ、用心せねばならんのは、帰路ばかりならず往路にも香港でのトランジットが用意されてゐるワケで、直前の台北立ち寄りで我慢の限界を超ゑてゐた場合、香港で逐電する可能性も捨てきれないてうことだ。其の場合、目的地である巴里への到着は、例へば前例に倣ひ大陸から陸路を取った場合約3週間を要することとなり、これだけは避けねばなるまい。などとヒトゴトのやうに装ふことくらいしか、今の私には出来ません。
(–_–;)そろそろ限界?!
                
              
いつしか夜の庭は、閻魔蟋蟀の鳴き声が溢れてゐた。
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