劣化と其の気配のこと

青空に舞ふ鳳凰の勇姿

久しぶりに箪笥の引き出しからVHSビデオテープの何本かを取り出して、デッキで再生確認して見たのだが、トラッキングやヘッドクリーニング以前に、巻かれたテープのところどころにもやっとした黴のコロニーがあることを発見した。
テープ本体の筐体内部のことでもあり、わざわざ分解して除去するほど目立ったものではなかった為、そのまま再生モードにしてみたのだが、画質の劣化を認識するほどの事は無かった。繊細な磁性体に記録された画像データの保存には、やはり細心の注意が必要なのだらうが、それではCDやDVDに焼いておけば完璧かと言へば、決してさうではない。これらに焼き付けたデジタルデータだって劣化するし、恒久的ではないし、保存環境に因っては黴も生ゑる。HDだって物理的破損もあるだらうし、今後放射能や宇宙からのガンマ線、または中性子の増大に因って破壊される可能性も有る。宇宙人に盗まれる可能性だって・・・
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「 [MacBook HD] アロケーションのオーバーラップ(-694) 」
これが今天我が電脳に安装(インストール)された軟件(ソフト)、TECHTOOL PRO4.5 から発せられた警告メッセージである。アロケーションとは配分や、株などの配当金のことだから、硬盤(ハードディスク)の分区(パーティション)の異常か、軟件の多重安装か、具体的に此の警告が何を指してゐるのかは不明だ。さう言へば、旅に出る少し前から各軟件の作動速度が遅く感じることがしばしばあったが、これが原因なのだらうか? 警告内容の深層解明に取りかかることにする。
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今天は思はぬところでシロアリと遭遇し、大いに驚く。羽化はここ2年、見ていないが、だからといって滅びたワケではなかったのだ。あな恐ろしや・・・
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今天は朝早くから、天空にしきりに鳳凰の気が出現し、黄昏まで続いた。流星群の前兆を予感させる現象だが、龍の気の発現は極めて希なことに比べ、鳳凰はしばしば目撃する。嘗て我が邦の古代では、天のさまざまな気配が感得され、天子様やクニの運命を左右した。早速、宿曜経の解読に取りかかることにする。
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夜にNHKで「17年蝉」の番組を見たが、メリケン人たちは蝉にチョコレートをコーティングして喰っておったぞ。コビトも嬉しさうに、香ばしくて好きだの何だのと、いったいどんな味よ? それに、17年蝉がやってくる!と称してブラスバンドや鼓笛隊を編成して奇妙な歓迎パレードまでやっておったぞ。やはり連中は頭がおかしいか、よくても奇怪な人々だ。そんな国の大統領様のこと、その中身は推して知るべし・・・
でも、水木しげるの自伝的戦争体験をドラマ化した「NHKスペシャルドラマ・鬼太郎が見た玉砕」は、とっても印象的な番組でした。悲惨さも臨界点を越ゑると、寧ろ滑稽なものになる。妖怪の妖怪たる所以は、氏の戦争体験の賜物でもあるのだ。
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夕方、近所の広場方面からロケット花火数本が飛来。毎年此の時期になると飽きもせず、近所の子供たちがひゅんひゅんと打ち上げてゐるのだが、毎年必ず何本も我が陋屋方面に飛来する。ひょっとしてコビト軍からの攻撃?
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お盆休みの連休モードで大移動中の皆様、ご苦労様々。
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深夜、机の上でコビトヤモリの姿を見かけるも亦、嬉し。
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