夏至半月浮世床

雲の果てには・・・

遠来の友人との再会の続きの朝食のやうな昼食のやうな、兎に角多言語飛び交ふ午前中の数時間。
見よ!是ぞ日本の梅雨らしき天気にて、憂鬱に曇った空からは小糠雨のやうな小雨のやうな、ただただ絶へ間無く天上よりの雨降り、人々は其れを避け地下街に潜り込み、そぞろぞろぞろ歩く歩く。
我輩の長髪に天罰が下り、ばうばうさらさら、超固ジェルの威力も失せて何一つ纏まらず、或る時は原始人の如く、また或る時は狂人の如き風貌に変身して街を闊歩せり。
見れば、其処此処に頭髪の纏まりの失せたばうばうなるお嬢様方も大勢歩いておいでまして、まあ此の季節の宿命なのだらうから気にしても仕様がないこと。でも、とりわけ髪の細い我輩は、此の先当分苦労しさうですが・・・
(−_−)
           
さて、夕刻に帰宅せば、お役所からは直ぐ税金払への請求書、束になって郵便受けに堆積中。開封してみれば、其の尋常ならざる金額に驚くばかりなれど、ぺらと黄緑色の小さな説明書入っておりまして、其の曰く、

                
「平成19年度市民税・県民税の主な変更点につひて」
平成19年度は市民税・県民税が次のやうに変はってゐます。

  • 税源移譲により、税率が一律10%になりました。
  • 定率控除はが廃止されました。
  • 老年者非課税措置の廃止に係る経過措置が、18年度の1/3課税から、2/3課税になりました。

更に裏面に曰く
        
前納報奨金の交付割合が変はりました。
【交付割合】1.5/100 → 0.3/100
【交付限度額】50,000円 → 30,000円
*お知らせ 平成20年度から前納報奨金制度は廃止されます。  とぞ・・・
              

                   
多分此の時期、納付書に記された金額を見て驚く者も多からう。「何事ぞ!」と、改めて内容読み返す人も多からう。しかし其れが、選挙の度に習慣的に与党候補に投票してきた結果の果てであると、直ちに連想出来るヒトは少ないのだらうね。
(−_−)
             
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