【映画】松本人志 第1回監督作品 「大日本人」 公式サイト

しかし、テレビクルーによる取材型式で進行して行った前半は、「獣=じゅう」たちこそ奇怪で楽屋落ちのキャラ援用だが、通奏低音はそこはかとなく裏寂れ物寂しげで、なかなかじっくりねっとりとした笑ひを催される。何故この色調で最後まで通さなかったのかな、などと野暮な事を考へたが、其処はそれ、見る側の我が儘なのだらうから無意味な事だな。兎に角、東京のど真ん中や名古屋の栄(何故か三河も)、生まれ故郷の尼崎は臨海工業地帯などが対戦の舞台となる細やかな気配り?や、素顔??の UA が見られることなどなど、微に入る部分でもそこそこ楽しめてしまふワケだが、片や「一笑に付す」ことさへ出来なかった客も何人か居た様子。
それとまうひとつ、のテイ・トウワの音楽(実写版部分を除く)は秀逸。オシャレで土俗的で、やがて哀しき鵜舟哉。
兎に角、さまざまな議論を巻き起こし、不評好評入り混じった世間巷間様の囁きと噂の数々は、大いに寛容しやうではないか。
(−_−)どやさ?!
        
                   
亦曰く、今天「恐怖の日」とぞ。曰く、新約聖書の以下の一節に因むてう。

           
また凡ての人をして、大小・貧富・自主・奴隷の別なく、或はその右の手、あるいは其の額に徽章を受けしむ。この徽章を有たぬ凡ての者に賣買することを得ざらしめたり。その徽章は獸の名、もしくは其の名の數字なり。智慧は茲にあり、心ある者は獸の數字を算へよ。獸の數字は人の數字にして、その數字は六百六十六なり。
                        ヨハネの默示録13:16〜18。
              

昔見た「オーメン」を思ひ出しますね。それと、唐招提寺的には鑑真忌にて候。
              
TOWA TEI/LOOK