脳裏

VOLTAの在り方

いやはや、初夏の砂塵暴がこれほどまでにひどいとは。
本来青空なのだらうね、遥か上空は。青空に黄色っぽい、黄土色っぽい紗を掛けたやうな、例へやうのない気持ち悪い色。大陸から此の砂塵暴に乗ってやってくるのは、黄砂だけではあるまい。大気汚染物質も人民が路上に放擲する穢土も渾然一体となり、極東の島国に飛来するのだ。
ほぼ一日中招待所の天窓や方々を開け放ってゐたこともあり、我が筆記本電脳の黒き筐体にも、うっすらと埃の如き黄砂が付着するを見るにつけ、改めてその及ぼす影響力の並々ならぬを知る。
こんな塵埃を我々の偉大な肺臓は、いったいどのやうに処理してゐるのだらうかしらむ。
(−_−)?
          
このところ所謂「旅する脳髄」に対してその意義が厳しく問ひ質されつつあるが、極めて個人的且つ内観的な主題なので、干渉などされませんやうに。
(−_−)
            
今天は深夜に至るまで一歩も外出せず、" THE WAR OF THE WORLDS " (1952) の内容を分析してみたり、word 文書の校正をしてみたり、excel ちょこっと開ゐたり閉じたりしてみたり、「意識」の問題を呼び戻してみたり、6声のリチェルカーレを分析してみたり、矢鱈豆乳を飲んでみたり、無駄な片付けしてみたりとイロイロ。
多種多様な日常活動は奨励されるべきものだが、単発的な多様性は工作活動を基準に構築された日常を破壊する力も秘めてゐる為、用心すべきである。
(−_−)何の話?