春風影裏

今天、皆共々、花散る里は多忙を極める。
斯くの如き時期に限って、人心も穏やかならず。不信と不安は疑心暗鬼を呼び覚まし、安寧を蝕む。
願はくば此の後の日々は、江山静謐裏に春風頬を撫でるが如き境遇であれよ。
(−_−）・・・
　　　　　　　　　
じゃんじゃんジャスコが秘密裏に開催してゐた仏蘭西フェア。その開始はTVCMで知ったが、その終了は知らんかった。KIRI ならずとも、乳製品や葡萄酒、菓子類や嗜好品類などなど、仏蘭西ものの食品類に優秀品質なものが多いことは認めざるを得ないことだ。しかし、これまた安寧なる日常生活を此の極東の島国で送らむと思ふ限り、所謂舶来食品は高嶺の花であり、月に一度其の一種でも口に入れば御の字てう存在である事は、万人認めるところだらう。今回のフェアも、普段は見る事の出来ないさまざまな魅力的な商品がずらりと並んでゐたが、いずれも値段と相談した結果、僅か数種類のお試しでお茶を濁してゐたのが現実だったのだ。しかし、今天食品売り場の片隅のワゴンに積まれた商品は、其の値段がいずれも半額以下。早い話がフェアの売れ残りなのだけど、それらが忽ち腐ってしまふワケでもなく、各種いろいろご購入と相成りまして候。
具体的には Cabernet Sauvignon １本(430円) et 各種 teabag (150~175円)、Fraise のジャム(125g,150円)、boursin (Poivre, 80g,168円) e.t.c.　勿論例へばブルザンなどは本来大玉のガーリック＆ハーブの方が望ましいことは言ふまでもないが、安売りの対象外であれば致し方ない。とりあへず、当面の日常的基本食品類のいくつかを或る程度確保し、安心する。
(−_−）？？？！
　　　　　　　　　　　　

Servietten kunstvoll falten: Grundformen und Variationen von klassisch bis modern

　　　　
夜は夜で、遥々南島より飛来せし工作同志との会食。先日の食堂は定休日だったが、其の少し先の別の食堂でまたまた味噌カツ三昧。先日の草蛙大にも驚嘆せしが、今宵のカツは更に巨大で皿からはみ出さむばかりの勢ひ。肉質も極めて柔らかく、普段の夕餉の、優に２倍は有る超級モノ。そのお味も大したものであって、果たして軍配はこちらに上がりつつあったさ。
同席したO嬢はさすがに其の半分をお持ち帰りになさいましたが、偉大な味噌カツを完食する者に幸ひあれ！？
(−_−）アレ？！