GEL or JEL ? - panaliのブログ

ジェルのやうだが実はグミグミ

項の一部を除き、超極細直毛の我輩は、性懲りも無く年甲斐も無く規則性も無く、時々長髪にする。
その時困るのが、髪の纏まりの悪さだ。従って過去、ありとあらゆる種類の調髪料、整髪料などを試してみたが、結局所謂ヘアージェルに落ち着き、現在に至るてうワケだ。それもフツーのタイプではダメで、ハードタイプ又は超ハードタイプを少量満遍なく髪全体に使用することになるのだが、要するに髪が細いのでコシが無く、ボリュームを出さないと髪型にならないてうワケ。だから洗髪後、リンスなど使わうものならそのしっとり効果がより強調されて発現し、髪全体がぺったんこになってしまって、濡れたキノコのお山のやうになってしまうのだ。
特に梅雨時などの湿度の高い時期には、多少ジェルを増量しておかないと、直毛があらゆる方向に勝手に伸びていってぼさばさになり、意図せずとも原始人状態になってしまうのだ。
嘗て学生時代には「デップ」なる奇怪面妖な蛍光色のジェルが大流行したが、今ではチューブ入りの無香料又は微香タイプが主流の様子。特にメーカーの好みは無いので、其の時々にドラッグストアで目についたものを買ってゐたが、それらはおおむね 200~250g もある所謂お買ひ得ものであって、事実昨日まで使ってゐたのは、「 Motto Bene の ULTRA SUPER HARD GEL べたつき抑えへた水溶性　ウルトラスーパーハード*1240g 定価500円　売価360円」てう透明ジェルなのだが、今天ふらりと訪れた100円ショップで見つけたものは、「Super Hard アロエヘアジェル*2（韓国製）」110g であった。
して、その使用感は・・・ドラッグストアのものより何となく良い感じ・・・であった。
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さておき、このジェル本体が如何なる成分のたまものであるかは今ひとつ判然としない。成分表を見ると、「水、エタノール、PVP（ビニルピロリドン／VA）コポリマー、PPG-20メチルグルコース、イソベンチルジオール、馬油、ホホバエステル、加水分解ケラチン、PEG-60水添ヒマシ油、カルポマー、ポリクオタニウム-11、BG、TEA、オキシベンゾン-4、BHT、メチルパラペン、香料と書かれてあるが、はじめの二つ以外はその実態を知らぬものばかり。
結局ひじょーに科学的な危険物質の融合体なのかもしれないが、食品だって然り。ワケのワカルものだけ食べやうと思ってゐても、どの食品を見てもワケのワカラン添加物だの成分が必ず入ってゐて、まさかそのワケのワカランものだけを取り出してから食べるワケにも行かず、ヘアージェルだって自然界にはきっと同様の作用を齎す物質が有るに違ひないが、洗髪する毎にトロロアオイを準備するワケにも行かず、まぁ兎に角、重金属だのシアン化合物だのが入ってゐるワケでもなささうなので、少量のヘアージェルであれこれどーだこーだといろいろうるさいこといっとらんでもよいではないか。
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