飛び歩き、街歩き

超級立体交差

激しく工作現場を駆け回る。
大頭痛の根源である破壊工作も断片的に続き、巨大な重機が我が物顔に、切り梁の隙間から少しでも排土を掬わうと、ぶむぶむぎゅるるばばんと忙しく上下する。こちらで呼ぶ人あれば、あちらでも尋ね人有り。ヨギヌンデ、チョギイッソッソンデ、チョンマルパッパニムニダヨ。結果、言ふまでもなく、消耗千万。そんな日に限って、来客者も多い、「さういふことになっております、ハイ」。
(−_−)大ピゴナムニダヨ・・・
      
NHKの「世界ふれあい街歩き」てう番組、不思議な雰囲気で好きです。
今宵は香港、いきなり日曜の中環、フィリピーノたちの群れ集ふ休日風景から入るところは捻りが利いてゐてよいですね。次はコドモの人権を!と最高法院に押し掛けるデモの風景。そして耶蘇の大聖堂から、皇后大道中の情景、そして町中で羅盤を看る風水先生との遭遇。香港上海銀行の風水的解釈と蘊蓄だの何だの、インフォメーションでは蘇民峰先生の風水講釈が入るところが教育的?
利源東街と利源西街の商売繁盛の秘密、眉毛形エスカレーター(歩く人は左側)の解釈と龍脈遡上、ジャミア・モスクでの礼拝風景、送包服務員、19基を経て干徳路まで。さうさう、下りは階段しかないのでしたよね。
次に叉焼教室? 叉焼醤の製造現場は初めて見ましたです、ハイ。旧中環市場正面の「金華」食堂の風水的改築指南? またまた風水先生の出現と、風水魚の回遊する大水槽の仕組み。
黄大仙での占ひ風景と、御丁寧に参拝方法指南。上環の乾物屋、問屋街。魚翔フカヒレの卸屋社長によるフカヒレ講釈と、餐庁「海都」での料理方法。皇后大道西の葬儀・仏具店。紙製の冥土の土産? 「冥府電脳」「点心」などは傑作。クレジットカードもありました。そいでもって、夜景でおしまい。いつもとはちょっと違った感じでしたね。
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