黄色魔術楽団再び

現代の方舟か、未来の遺跡か

YMOのプロモーションビデオ?、ぢゃーなくってCMの制作過程、メイキングビデオを見る。
     
http://www.kirin.co.jp/brands/RL/cm/making.html
     
時代設定が何故か1:原始時代、2:江戸時代、3:現代てうことで、それぞれの時代の格好?で不毛の原野を背景に、新型ライディーンを演奏。その演奏スタイルはまさに往年のライブの時のそのものだが、原始時代を想定した格好(過剰なまでにレゲエ風のドレッドヘアと、奇妙な毛皮?のワンピース??)や、江戸時代(元禄風の婆娑羅)の衣装が出色だ。
もとから奇才の異人たちなので、こんなことなどオチャノコサイサイ(どーゆー意味?)なのだらうね。現役時代のYMOのライブは4回見たが、アルバム毎に奇妙なコンセプトが有って、ビジュアルが非常に重視された異次元空間が体験出来たことを覚へてゐる。
坂本教授に関しては、YMO結成以前の、渡辺香美によるKILYN('79)LIVE を京都まで見に行った時が最初だし、ソロコンサートも3回、それと元奥様の矢野顕子のLIVE の特別?ゲストでちゃっかり出て来たところも見てゐるので、なかなかのもんでしょ?!
とにかく、彼の紡ぎ出す繊細で儚く美しい音が異常に好きで、何曲かをピアノ用にアレンジしてみたり口ずさんでみたりと愛玩。ひとつの頂点がアルバム『BEAUTY』でありバルセロナオリンピックのオープニングセレモニーであり、映画 LAST EMPEROR のサウンドトラックだとぞ思ふ。
それにしてもやっぱり原始時代のイメージって、あんなふうなのですね。
     
     

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それと、こんなメッセージもありますよ、ってことで・・・
ymo.org