朝食なるもの、斯く在るべし

極めて世界標準的な盛り合はせ

相変はらずの朝食。
「朝食こそ一日の活力源!」などとわかったやうなことを大仰に書き立ててゐる割りには、ご飯ぢゃーなくてしつこくパン食を続けてゐる次第。それがどーした。
今時も夏時も、ぎょうさんのレタスにキャベツ、季節外れだらうが旬だらうが構はずにトマトを添へて、かりっと焦げ目が付くくらいに焼いたベーコン(このところジャスコ印の)2切れ&目玉焼き(塩胡椒はやや多め)を乗せて、是が基本形。
主食は食パン(湯捏ねだらうがライ麦入りだらうが)5枚切りなら3枚を、6枚切りなら4枚を一気に喰ふが*1、今や近所の超市でも入手出来るやうになったキリ*2と、どこのものでもさほどこだわらないがプレーンヨーグルト*3、それにジャム*4またはマーマレード又はコンポート各種+明治屋のピーナッツバター(必ずクランチーであるべし!)と蜂蜜と胡麻で完成形だ。マーガリンは紅花だらうがバター入りだらうが、明治だらうが四ツ葉だらうがコレステロールが下がるものだらうが血圧が上がるものだらうが今やこだわりは無いが、牛の乳で割った黒珈琲(仏蘭西式深煎り豆の抽出が望ましい)は改めて記述しなくとも、常に身近に有るものと思ふべし・・・*5
このやうに書き並べると、なにかとっても西洋人の朝食そのもののやうでけばけばのげばげばしいが、実際の食卓風景はさほどではない。しかし、普段朝食にパンをひとかけらしか喰はぬヒトにとってみれば、卓上に居並ぶこれらもろもろの食品群に恐怖さへ感じるらしく、なかなか1枚目のトーストに手の出ない客人もゐる。
今朝は客人にかこつけていつにも増して大いに喰ひ散らかしたのだが、酒ならまだしも、トーストパンをしつこく何枚も進められた客人に取っては迷惑千万な朝食であったに相違無い。
もっとも、1日2食人である我輩にとっては当然の成り行きであったのだが・・・
    

   
↑何を言ふねん! ほっといてくれ!!
   

*1:4枚切りはいけませんね。無闇矢鱈に分厚いだけでは、乗せるものが上手く挟めないワケです

*2:厳しく言っておかねばねらないことだが、我輩が取り付かれたやうにキリのポーションを喰ってゐるのは何も大満足の結果ではないのだ。本来ならブルザンの大玉(ガーリックとハーブ入りの方)またはカマンベール又はブルーチーズのいずれかであることこそ望ましいのだが、それらの安定供給や年次予算の問題もあり、代替措置として特別に許可されたチーズがキリだけのことなのであるので、各人ともこの点は注意されたい

*3:ジャスコ印のもの(でも無脂肪はいけません)又は日本人としてのアイデンティティーをしきりにくすぐるうたい文句の「恵」などが多い

*4:勿論アヲハタのものが望ましい

*5:他に飲み物として、グレープフルーツジュース、野菜ジュース(食塩無添加)などが同時にあっても、何ら問題ではない