大玉大樽

とっても美味しい詰め合はせ

早くも「チャーリーとチョコレート工場」のDVDが発売されたやうだが、矢張り映像としてかなり強烈なインパクトとして残ってゐるのは、奇妙な増殖コビト人種であるウンパ・ルンパだ。勿論、全編を通じてティム・バートンの思ひ込みと思ひ入れの濃縮された作品なのだけど、大劇場とは別にプライベートな空間で一人でこっそりと、ウンパ・ルンパの動きに合はせて踊ってみたりしたい?
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さういふ時期てうこともあってか、巴里のおばさまよりチョコだのクッキーだのムースだの、甘味たっぷりの小包届く。いつものLUのPIM'sクッキー(檸檬ムースなど)に加へ、オレンジペーストをチョコで包んだスティック、チョコ玉トリュフの大樽などなど、夢のチョコレート工場から直送されたやうな内容。
我が邦ではチョコ玉トリュフはちまちまとひとつぶひとつぶ個別に包まれて尊大な顔で箱の中に鎮座してゐたりするが、彼の邦では大袋に押し込められ造作の悪い紙箱にがさっと詰められた状態で売られてゐるのが普通だ。勿論、マドレーヌかフォーブル・サントノーレ辺りの高級なチョコラティエでは一粒いくらで売られてゐるものもあるが、庶民は矢張り大樽を買うのが普通だらう。
さて肝心の味は・・・カカオバター成分が多いのか舌触りは日本のチョコには無い感触で、大変美味しい。熱いトーストの上に転がして溶かし、チョコトーストにして食べやうとしたがなかなか溶けきらないので、パンの上に乗せてトースターに入れてみたらみるみる溶解。そのまま眺めてゐると、チョコ本体がぶくぶくと泡立って沸騰し、周辺が忽ち焦げて発火。なかなかエキサイティングなチョコ玉トリュフだが、さて今度は電子レンジに入れてみるかな。
(ー∧ー)キケン!?

チャーリーとチョコレート工場 特別版 [DVD]