移行措置

古代式?

先月末から少しづつ、古代iMac G3Flower Power「華力」号から、新規導入の筆記本電脳iBook G4「韋編三絶」号(仮称)への諸データ移行と、諸軟件の動作確認を密かに行ってきたが、今天に至りやうやうほぼ全ての軟件類と画面体裁を揃へることが出来た。
勿論、いくら最新の林檎式軟件とはいへ、全てが使ひ易いワケではない。Mail やSafari、Shiiraにはからうじて慣れた気もせんでもないやうな気がするやうなものの、画像管理のiPhotoにはさまざまな点で違和感を感じてゐる。即ち、画像の取り込みには問題無いものの、デスクトップに置かれた画像の表示や属性が日付主体のフォルダー自動生成には問題が多いし、アドレスブックの使ひ勝手も今ひとつだ。テキストエディットの汎用性は認めるし、AppleWorksもがんばってはゐるものの、王者ワード世界はまだまだ必要だ。(エクセル宇宙だけはできれば関はりたくない) 
iTuneは古代からの進化形態なので、iPod導入を待つばかりだが常用軟件の筆頭で、今も大バッハの音楽を提供してくれてゐることもあって今や空気のやうな存在になりつつあるし、朋友の御協力に因って追加された諸重要軟件であるPhotoshop+Illustrator+InDesignの三大文明は今や必須のものになりつつある。
写真世界の9割がデジタル数字世界に既に移行してしまったが、音世界も同じベクトルを目指しつつあるな。でも、銀塩世界やアナログ部分は人類が生存してゐる限り、滅びることは無いだらうね。
トニモカクニモ、斯くして電脳平行宇宙の横滑りには、微妙な上昇感と浮遊感を伴って辛うじて成功したものの、その使ひこなしには今暫くの時間的猶予を要するが、さて、この高価なオモチャを使って我が輩は何をしやう?
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この両者は並行宇宙的存在である