おべんたう

ウインナーには何故かプラスチックピッ

超級市場でも便利店でも弁当屋でも何処のものでも特にこだはりは無いのだが、持ち帰り弁当の中心は揚げ物であることが多い。昔の安価なノリ弁には、昆布の佃煮かおかかのまぶされた御飯の上に海苔が敷かれ、その上には何故か白身魚のフライが鎮座してゐたものだ。ひどい時にはフライの中身の魚よりフライの衣の方が分厚くて、魚を食べてゐるのか衣のフライを食べてゐるのかわからん時もあった。ノリ弁に次ぐ人気者は言ふまでもなく唐揚げ弁当だが、これとて揚げ物の王である。最近の傾向としては、なぜか月曜になると唐揚げが無性に食べたくなるのだが、理由は不明だ。
そもそも店先に居並ぶ諸弁当を、時間を掛けて選定したことなど殆ど無いが、今宵ケースの中をしげしげよくよく見てみると、ごはん部分に限っても白米のものや玄米のもの、餅米やおこわのものなどいろいろ有ることを発見した。更には、揚げ物に飽きたヒトや苦手なヒト用に?、野菜の煮付けやくだものだけがおかずになったものもある。勿論ピザだの麺類だの、お好み焼きだのオムライスだの焼き飯だけのものも有ったが、これらは選択の対象外だ。
結局、いろいろあれこれ迷った挙げ句、幕の内だの松花堂だのに落ち着くことが多いのだが、今宵はそれらの殆どがなぜか売り切れ御礼にて、ちょっと小振りなおむすび弁当を購入。ごはんの物足りなさは招待所で秘蔵中のかんてんパパと挽き割り納豆で補へばよいのだが、その実はさりげない添へ物として配置された赤いウインナーが食べたくて買ってしまったてうのが本音なのであった。
(-_-)確かに大人げは無いな・・・

コンビニ弁当16万キロの旅―食べものが世界を変えている

ちなみに、画像撮影後招待所の電子レンジにかけましたところ、お目当ての赤いウインナーは破裂致しまして候。
(T_T)