閑中忙有りて

宿舎の前は川縁にて候

工作は休み、だが、休みは休みなりに忙しいのだ。
ワンルームだが、かなり多めに持ち込んだ冬用衣料を改めて整理してみたり洗濯してみたり、何とか台所を工夫に因ってカバーして、使用に耐へうるレイアウトにしてみたり、ちょっと表周囲をふらふらと徘徊してみたり等々。おまけにそれらを一通り恙無くこなした後は、一旦自宅まで戻らねばならない仕組み故、帰路途上に兼務消化可能な様々な諸事用事他事を手際よく整理せしめ、効率よく並べ、午後一番でいざ出発。
勿論、先日来の車の不調がトラウマに片足突っ込んでゐるのでエンジン音には非常に敏感でありまして、多少は不安がなきにしもあらず。いくつかの寄り道し、休日窓口で仏蘭西宛小包発送したり、ちょこっと妙なもの買ってみたり、休日の渋滞潜り抜けて、やうやう同志の御見舞に訪れたり、ケンタッキー鳥肌チキン買ひ喰ひしてみたり(1年ぶり!店内満員御礼の為、車の中で怪しく貪り喰ふ)、なんだかんだ、あーだこーだと結局自宅到着は夜中になりにけるかも。
予想通り郵便受けには大きな書籍小包など5通が沈殿し、網戸の折戸をきっちり閉めたはずの玄関は誰かが開けた痕跡有り。もっとも、鍵は無いので開けられて覗かれても致し方ないワケだが、宅配便の服務員でもないやうだし、留守宅開けたあんた誰?
何となく木枯らし吹いて、肌寒い夜中。大音量で遅くまでCDなどかけてみたりして、いつしか眠りに。
夢の中へ・・・
(-_-)zzzzzzzz~~~

リンボウ先生の閑雅なる休日 (集英社文庫)