亜細亜言語

大輪満開!

今天、新暦11/11は農暦(旧暦)10/10で、どっちも双重。
さておき、このところ意識して見るやうにしてゐるのが、教育TVで放送中の「アジア語楽紀行」だ。印尼=インドネシア語に始まり、泰語、越南語と展開してゐる。印尼語はいち早く諦めたが、泰語は5つほどのフレーズで行き倒れ、何とか最後までインチキ修得したのは越南語だ。各国とも若い女優や女学生を案内役に、現地旅行で役立ちさうな代表的なフレーズを学ぶことが出来るワケだが、ちょっとしたツアーで訪れる機会が有りさうな場所(レストラン、劇場、お土産屋など)でロケをおこなってゐるので、見てゐるだけで可成り楽しめる。1回10分のミニ番組だが、今宵深夜は越南語編を纏めて12回分放送してゐる。
我輩はかねてから教育TVに於ける語学番組に幾ばくかの不満を抱いてゐたのだが、そもそも亜細亜に在り乍ら、余りにも西欧諸言語に偏重した菜単そのものが不自然である。中国語・ハングルは言ふに及ばず、今回の如き東南亜細亜諸国語ばかりならず、蒙古語や印度周辺諸国言語も有って然るべきだ。だから先年、アラビア語講座が臨時的に出現したことは大変喜ばしい現象と思ったが、その出現背景には間接的乍らもアフガン戦争やアルカイダ、9/11大惨劇が影響してゐることは確かであり、皮肉なことだ。
確かに、我が邦に於いて隣の国の言葉もろくに知らずに一生を過ごすことは可能だが、それでは余りにも寂しいではないか。だからせめて、学習意欲の発露のそぶりだけでも顕示しやうではないか。
(-_-)どやさ?

越南不眠惰眠旅三昧

メコンデルタでの日々を思ひ出します・・・

おまけ:浮遊し、思惟逡巡する或る考古学者の新世界、今天開始 < http://ukigami.com/ >