合併諸事

何処の遺跡?

今月から、隣接する市に吸収合併された我が町の話。
今天は市議会議員の増員選挙で、9名の立候補で4名が選ばれるとのこと。ちなみに最終的な投票率は80%弱で、我輩の投票した候補者は落選した模様。
(-_-)ふ〜む
合併後の様々な変化、大なり小なり。大なる筆頭は住所表記の変化。郡部町名は消滅し、大字が町名に昇格。郵便番号や番地はそのままだが、書いてみると何かとっても違和感有る。投票所である近所の集落センター(公民館)は、いつのまにか市民館てう名称に変はり、いつもの職員は見当たらず今天は違ふ顔ぶれ。その他、定時の町内放送も音楽や科白が変化し、各種の細かな案内放送(文化ホールでの催事情報や日常の諸注意放送などなど)は省略されたのかこのところ聞かず、税金は上がるのやら下がるのやら、広報は2色刷からカラーに昇級し、馴染みの職員は遠くの本庁に異動し、その他小なる変化はいろいろもろもろ御座ゐますが、以下省略。
(-_-)ふ〜むむ
今宵のTVくんは豪華絢爛。N響アワーはパッサカリアのお勉強。ウェーベルンショスタコーヴィッチ、ブラームス大バッハ。同時間には「新絲綢之路」(8)カラホト・西夏の復習。こちらは録画しておいて、11時台の特選アーカイブス、「NHK特集・シルクロード」「幻の黒水城”カラホト”」と共に見るべし。芸術劇場はマーラーの千人の交響曲ゲルギエフ指揮のロッテルダムフィル。居並ぶホルンなど、金管軍団の姿が圧巻。合唱団もさることながら、ソプラノ独唱が素晴らしく感動的だったが、地を這ふゾンビの如き表情のゲルギエフ率ゐるところのオーケストラや合唱団総体、ステージの情景そのものが先づスペクタクルで、一度こんな音場に身を置いてみたいな、とぞ思ふ。
一方、SONY PRESENTS 的「世界遺産」は印度のタージ・マハル。イスラムのシンメトリー、その美しさと清潔さと冷たさと悲哀。なぜかしら、特に見に行きたいとは思はない遺跡だ。ナレーターがオダギリ・ジョーに代はったけど、イマイチですね。覇気のない口調が渋みを醸し出す年齢ではまだないので、も少し元気良く・・・でもこれが今時のフツーなのかもね。
静かな静かな秋の夜。
(-_-)また雨?

ウェーベルン:パッサカリア

ウェーベルン:パッサカリア